工事も着々と進み、今月には竣工を迎えられそうです。
この度、待望の常勤スタッフの採用が決まりましたのでご報告致します。
その中の一部をご紹介します。
公認心理師、臨床心理士の資格を持つ先生です。
まだ２０代の女性の先生です。
心理士を採用した理由は以下の通りです。
・お子様に限らず、親御様のお困りごとを一緒に解決する為
・事業所内で発達検査を行う為

まず、心理士を配置している事業所は数多くあります。
ですが、本当に心理士としての資格を有意義に使っている事業所は多くありません。
私たちは心理士としての資格をしっかりと生かすポジションを用意しました。
まずはお悩み相談です。
私の妻も経験をしましたが、子育てはとても孤独です。
誰かに相談することも出来ません。
私は仕事もあるので外にいる時間が大半です。
私に出来ることは妻の話を聞き、日々の感謝を伝えるだけです。
しかし、もっと何か出来ることはないかと模索し相談しますが、妻のペースもあるのでやれることは限られています。
その中でこの度、児童発達支援を開所するにあたり、最初に思いついたのが気軽にお話が出来る場所作りです。
日々の子育てのことに限らず、軽い気持ちで心理士の先生と話すことにより、少しでも気持ちが和らげれば幸いです。

次に発達検査です。
児童発達支援は塾ではないので点数はありません。
以前、３歳の発語が無いお子様を支援するにあたり、最初に親御様から検査表を見せてもらいました。
発語、言語理解が０歳６か月程度でした。
しかし、１年後の発達検査で２歳半まで上がっていて、親御様は発達検査のスコアを見て大変喜ばれていました。
その時、事業所内でも発達検査が出来ればと思うようになりました。
数ある事業所の中では独自の発達検査を行っている施設はありますが、私たちは市が行う正式な発達検査を行います。
当施設の公認心理師は、前職で市から委託を受け、療育手帳を発行する際の検査をしていた経験者です。
児童発達は決して点数を付ける支援ではありません。
しかし、親御様が児童発達支援を少しでも可視化する為、そして安心する為にご利用者様限定で定期的に検査を行います。
もちろん検査慣れを起こさない程度に間隔を空けて行います。

長くなりましが、以上が心理士を採用した理由となります。
そして、何人もの方と面接をし採用した最大の理由は、話す間と相槌、そして明るく笑顔が素敵なとこです。
市からの委託業務が３月末までありますので、４月からの勤務となります。
少しでも気になることや、ご相談ごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。