プレ幼稚園に通園していた2歳児男の子の話です。
通所当初は発語がありませんでした。
このことに親御様は大変ご心配をなされおりました。
児童発達支援におきまして、発語がないお子様のお問い合わせが非常に多い傾向があります。
親御様は藁をも掴む想いで、言語聴覚士がいる児童発達支援に通所したり、病院にて言語聴覚療法に通院しております。
今回の例の男の子は1年半程度の時間でゆっくりではありますが発語が出てきました。
順番に
あーうー等の喃語、指さし⇒先生の言葉遣いの真似⇒友達の言葉遣いの真似というような形で発語が出てきました。
これは一つの例でしかありませんが、集団生活で過ごしたこと、そして沢山先生が話しかけれる環境であったこと、このことが男の子には上手く成長の足掛けになったのではないかと思われます。
発語は非常に難しい問題です。
ですが、発語がない子も一生懸命に話しています。
私たちは発語がなくても、しっかりと相槌を打ち、何を伝えたいのかを感じ取り、それを絵カード等を利用して、しっかりとコミュニケーションを取り合います。
一歩ずつの成長を見逃さない為にも、スタッフ全員が気を配り、出来たことへの瞬時に褒めるスピード感を大切に支援をして参ります。
体験談・・・発語がない
教室の毎日
23/12/05 09:33