児童発達支援において、年長さんには就学前に学習の時間を設けます。
以前、自閉症の診断を受けた年長男の子C君のお話をします。
まず、何をどうやっても学習、工作、運動等ほぼ全てが頭に入りませんでした。
とっかえひっかえ集中力を養うためのツールを提供し、何かヒットすればとの思いで支援を続けましたがどれも当たらずで。
試行錯誤していた際に、C君は家電メーカーや電車が好きなことを利用すれば何か出来ないかと思い、今まで全く興味を示さなかった【紐通し】を、「いけ~~パナソニック号!」や「くるぞ~~!東芝!」等と伝えながら行ったら、笑顔で紐通しをやってくれました。
そこからがきっかけで、学習や運動に限らず微細運動を行う際は全てを家電メーカーや電車に置き換えることで集中力が俄然伸びました。
体験談・・・集中力・興味
教室の毎日
23/12/28 15:50