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感覚統合療法とは② ※触覚について

教室の毎日
こんにちは!
フォレストキッズpispis札幌教室の上野です!
☔が続いていますね😱
気温も下がってきたので体調管理きをつけていきましょう!!

本日は触覚について書いていきたいと思います!

「触覚」
触覚は皮膚を通して感じる感覚のことです。
触覚には2つのはたらきがあります。
A.原始系(防衛系)
・本能的な働き
・情緒を安定させるはたらき
・危険から身を守る、反射的な感覚
→熱さや痛み等
B.識別系
・認知的なはたらき
・どんなものに触れているかを識別する感覚

触覚は主に
①情緒を安定させるはたらき
→お母さんに抱っこされる感覚や毛布で包まれた時の心地よさが情緒の安定に繋がります。

②防衛するはたらき
→熱いやかんに触れた時に手をやかんからパッと離すことや、腕に虫がとまった時にはサッと払いのけることもあります。

③識別するはたらき
→小銭と切符が入っているズボンのポケットから小銭のみを取り出します。素材の違いを触覚によって識別しているからです。

④ボディイメージの発達を促すはたらき
→皮膚は自分の身体と外界との境界線にあるため、皮膚から感じる触覚を通して、自分の身体の輪郭を感じています。
ボディイメージを把握できると、「このスペースは通れそう」とか「天井が低いから身を屈めようかな?」等を把握することに繋がります!

触覚が未発達だと・・・
・特定の刺激を好む
・触覚が鈍感
・強い刺激を求める
・自己刺激行動
・共感性の発達を阻害する
→情緒の発達と密接な関係がある

日常生活の例をあげるとすると、
触覚が過敏だと、抱っこされるのが好きじゃない、洋服のタグが気になる、服の素材へこだわりが強いなどがある。
鈍麻だと、熱湯に触れてもやけどをするまで気づかない、ハサミ等で指を切ってもいつまでも痛みに気づかないなどがあります。

こういった事を知っておくだけで、お子様の気持ちに寄り添えたり、お子様を危険から守ることができるかもしれません!!

フォレストキッズpispis札幌教室は、
お子様との関わりの中で何気ない行動や反応から感覚に関する好き嫌いを見極めていくお手伝いや様々な感覚に慣れていく活動を行います✨

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