こんにちは🌞
フォレストキッズこどもの国教室の木山です🌳🌳
今回の投稿では、上位概念のお話をします🧑‍🎓

上位概念とは、、、🪲🚲🐦🐱
カブトムシ・トンボ・ダンゴムシ→「虫」
車・自転車・飛行機→「乗り物」
スズメ、鳩、カラス→「鳥」
犬・猫・ライオン・→「動物」

「虫」を例に挙げると、カブトムシは飛ぶがダンゴムシは飛ばないなど、本来全く異なる特徴や性質を有しており、姿やかたちも異なります。
しかし、大人はどちらも”虫”であることを知っています。
それは、目には見えないけれど、そのものを代表する重要な共通している要素を知っているからです。

しかし、大人の場合でも、見たことがないジャングルの動物や虫を見てもそれが「虫」なのか「動物」なのか判断できますが、説明しろと言われてもなかなか難しいですよね😓

ただ、「乗り物」の場合は比較的に簡単に上位概念でくくることができます。
それは、「人が乗って移動するもの」という”基準”が明確に存在するからです。
飛行機は飛ぶが、車は飛ばない、
しかし、人が乗って移動するものという基準があればどちらも乗り物であることがわかります。

このように、”基準”に沿ってそのものの性質を多面的に捉えることで上位概念にくくることを可能にします。
つまり、上位概念を学ぶということは、言葉を表面的ではなく、様々な性質を深く理解することで、その「言葉」の使い方、使われ方を通して思考を深めてくれると言えますね🧑‍🎓👩‍🎓

日常生活をとおして、具体的なモノの名前（＝下位概念）の語彙は意識しなくてもどんどん増えていきますが、上位概念と下位概念の関係性については、意識して整理してあげることで、よりお子様の思考の深さに繋げていけると良いですね。