こんにちは🌸 ココノハーツ福岡太宰府教室です🐜
今日は、個別で行っている言語訓練の様子をお届けします🙌
今回ご紹介するのは、ブローイングというトレーニングです👅
【ブローイングって何?】
言葉の練習を始める前に、私たちはまず「お口の体操」や「ブローイング」を取り入れています。これは、運動前に準備体操をするのと同じように、言語訓練の「準備体操」となるものです🌈
ブローイングは、息をしっかりと口から吐く力を高めることを目的としています。具体的には、コップやペットボトルに水を入れて、その水をストローで「ぶくぶく」と泡立てるだけ。長く優しく吹けるほど、効果が期待できます🌟
【ブローイングが大切な理由💡】
特に未就学児のお子さんは、体も小さく、肺の容量も大人と比べると小さいため、言葉を話すにはより多くのパワーが必要です。ブローイングを通じて息を吐く力を身につけることで、単語レベルの話し方から長文レベルへと成長することが期待されます✨
また、構音(発音)の土台作りとしても非常に効果的です💪
具体的な狙いは下記になります✨
1)呼吸筋の強化
言語発達において、安定した呼吸は非常に重要です。ブローイングを通じて、息を吹き出す力を鍛え、呼吸筋を強化することで、声をしっかりと出すための基盤を作ります。
2)口腔機能の向上
ブローイングは、口や舌、唇の筋肉を使うため、これらの筋肉の強化にもつながります。口腔機能が向上すると、発音がクリアになり、言葉を正確に発することができるようになります。
3)息のコントロール
ブローイング練習では、息の長さや強さをコントロールすることが求められます。これにより、子どもたちは発声時の息の出し方を学び、安定した発音ができるようになります。
4)音韻意識の向上
ブローイングを通じて、息の出し方と音の関係を学ぶことで、音韻意識が高まります。これは、言語発達における音声処理の基本的な能力の向上に寄与します。
5)集中力と注意力の向上
ブローイングは、息を一定に保つことや、ターゲットに向けて息を吹くことが求められるため、集中力や注意力のトレーニングにもなります。
これらの狙いをもって、言語訓練におけるブローイングは、子どもたちがより効果的に言語スキルを発達させるための重要なアプローチとして活用されています。
【注意ポイント👃】
もし、お子さんがうまく「ぶくぶく」できない場合は、鼻から息が漏れている可能性があります。その場合、発声や食べることに問題が生じることもありますので、ぜひココノハーツにご相談ください📞
必要であれば、鼻息鏡での検査や訓練も行うことができますよ👩⚕️
私たちは、お子さん一人ひとりに合った訓練を大切にしています。これからも楽しく成長をサポートしていきますので、よろしくお願いします🌸
言語聴覚士による個別支援〜ブローイング編〜
教室の毎日
24/08/04 09:38