こんにちは
児童発達支援・放課後等デイサービス
キラキラルーム川崎小川町教室です
制作は色々行っており、季節に合わせたものから廃材利用など、もの作りの楽しさと巧緻性などを養う活動です。
とはいえ、切って折って貼ったら、どうなるかを考える活動でもあります。
はさみを持つと、いつもチョキチョキしたいお子さまには「はさみのマークの線を切りましょう」と伝えます。
山折りや谷折りが難しくて、なかなか折るのに苦戦するお子さまには「見本と同じように出来ればOK]と伝えます。
最後は、決められた枠の中にどう貼る無料プリントの物ですが、右下の水槽の中に実は水草があるんです。
どうしても同じ位置にお魚を貼りたいと思うと、水草が隠れてしまいます。
クラゲは浮いているものと理解があると、クラゲを上に貼り、お魚を下の方に貼ります。
もちろん、のりを使う前に置いてイメージしてもらいます。
それでも、みんな水草を無視して貼ってしまいます。
歩道を歩いていても人にぶつかる人。
カバンが人に当たっていても気づかない人。
バスや電車を待っている時など、異様に人にくっついて並ぶ人。
様々です。
価値観の違いもありますし、コロナ禍でディスタンスを学んだのに、もう距離を取る事が出来なくなりましたよね。
学校で「前ならえ」をやりましたね。それは人と正しい距離をとる練習なんです。
みんなやったはずが、いつの間にか距離感がおかしくなってしまいます。
定位置管理も同じです。
いつも同じところに文房具などを置けば、物はなくならない、忘れない、片付くものです。
でも、なんとなくが進むと、どこに行ったか分からず、机の上はぐちゃぐちゃで、教科書もノートも毎回探さなければならないので、勉強に支障が出ます。
子ども達は、色々な経験を通して、距離を学び、定位置管理の必要性を知ります。
たかが制作、されど制作。
正しく、楽しく取り組む事で、自然と学べるなら、その方がお得ではありませんか?
今日も沢山頑張りました。
お問い合わせありがとうございます。
順次ご連絡させて頂きます。少々お待ちください。
空間認知と定位置管理
教室の毎日
24/02/09 19:22