昨日、
とても暗い表情で入室したお子さんがいました。
声をかけると、
学校であった嫌なこと、
普段の嫌なこと、
曜日によっていやなこと、
習い事のこと、
事業所のこと、
以前のことや今日のこと、
次々にためていることを話し、
つながっているようでつながっていなかったり、
いろいろな話に飛んでしまったりと、
頭の中がいろいろなことでいっぱいになって整理がつかない様子でした。
そこで、
頭の形を白い紙に描き、
そのお子さんに渡してみました。
今の、頭の中、どうなっているのか、
何でもいいから書いてみて。と伝えると、
まず、
左と右を線で分けていました。
右脳左脳を知っているのか尋ねると、知らないとのこと。
怒という字が両側にあり、
それぞれに、端的に単語を並べています。
最後に、頭のまわりを、炎のような線で囲い、
「できた」
一度完成してから、
じっくりながめ、
「やっぱりこれはひとつ消すわ」
「やっぱりこれが一番嫌だわ」
可視化することで、
段々と整理がついてきたようです。
そして、
教室の活動に取り組むことができました。
思考や気持ちの整理を一緒に行いながら、
自分に合った方法を見つけていけるよう、
様々な形で支援をしていきたいと思います。
頭の中
教室の毎日
24/02/21 19:26