こんにちは!
楽しく自立の力を伸ばす教室!! ポラリスステップ東大成教室です⭐️
ポラリスステップでは「自立のための3つの力を伸ばす」をコンセプトに日々お子様の支援にあたっています✏️🌱
【自立のための3つの力】
・生活する力:身支度や規則正しい生活をするスキル,お金管理,睡眠管理をする能力など
・他者や社会と関わる力:コミュニケーションやルールの理解,他者に助けを求める能力など
・自分と向き合う力:自分の得意不得意を知る,感情のコントロール,ストレス対処の方法など
今日はその一つ「自分と向き合う力」,その中でも感情のコントロールについて心の育ちの専門家:臨床発達心理士がわかりやすく解説します。
感情のコントロールができるようになるためには,次の4つのステップが必要です。
1.感情の名前を知る
2.感情の原因を理解する
3.適切な表現方法を学ぶ
4.リラクゼーション技術を身につける
1. 感情の名前を知る
感情をコントロールするためには、まず自分が何を感じているのかを知る必要があります。感情にはさまざまな種類があり、それぞれに名前があります。感情の名前を知ることで、自分の状態を正確に認識できるようになります。
例: 怒り、悲しみ、喜び、恐れ、驚きなど。
2. 感情の原因を理解する
次に、その感情がなぜ生じたのかを理解することが重要です。感情の原因を特定することで、感情の発生メカニズムを理解し、対処法を考えることができます。
例: ケンカをしたから怒っている、友達に無視されたから悲しいなど。
3. 適切な表現方法を学ぶ
感情を適切に表現する方法を学ぶことで、感情の爆発を防ぎ、周囲との良好な関係を保つことができます。言葉や行動で感情を表現する方法を教えましょう。
例: 怒ったときは大きな声を出さずに深呼吸をする、悲しいときは泣いても良いことを教える。
4. リラクゼーション技術を身につける
リラクゼーション技術を身につけることで、感情が高ぶったときに自分を落ち着かせることができます。深呼吸や瞑想、リラックスする方法を教えましょう。
例: 鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり息を吐き出す深呼吸法、静かな場所での瞑想など。
これらの力は一朝一夕ですぐに伸びていくものではありません。
積み重ねが大切な力であるとともに,専門家によるサポートも必要な力でもあります。
特に発達上の困り感を抱えている子にとってはより専門的な支援が不可欠です。
「どこにつまづきがあって困っているのか」「今の発達段階はどこなのか」「何をしたら感情のコントロールができるようになるのか」
保護者の方の「どう接したらいいの?」という疑問も一つずつ紐解きながら,一人ひとりに合わせた支援プログラムを一緒に作成していきます。
本日は「感情のコントロールができるようになるには」に焦点をあてて解説してきました。
この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。なにか質問やご意見などもありましたら、ぜひお問い合わせから教えてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございましす!
ポラリスステップでは心の育ちにフォーカスして,一人ひとりに合わせた支援を行います。感情のコントロールについて困り感を感じている方はぜひご相談ください✨
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コラム
24/08/06 11:49