こんにちは☀️
カラカラ西宮甲子園です🐢
以前の記事で感覚統合についての投稿をしました。
その中で「視覚」「聴覚」「触覚」「平衡感覚(前庭覚)」「固有覚」という5つの感覚があるとお伝えしましたが、今日はこれらの感覚の役割について紹介したいと思います。
視覚…目から入る刺激から、明暗、光の方向や物の色、動き、距離などを認知する感覚。
聴覚…空気などの振動を耳を通じて音として認知する感覚。
触覚…全身の皮膚や粘膜を通じて、痛み、温度、圧力などを認知する感覚。
平衡感覚…揺れや回転などを感知し、主に姿勢のコントロールに関わる感覚。
固有覚…筋肉や腱、関節を通じて、力の入れ具合や身体のどこで、どんな運動が生じているかを認知する感覚。
以上がそれぞれの感覚の役割です。
視覚、聴覚、触覚などは理解しやすい感覚だと思います。
一方で、平衡感覚、固有覚は意識して行っているものではないため理解が難しい感覚です。
そのため、これらの感覚のつまずきによる「困りごと」は、原因に気づきにくくなっています。
子どもたちの様々な状態を深く理解するためには、この気づきにくい感覚を理解することが重要になるのです。
次回は平衡感覚について詳しくお話ししたいと思います。
≪参考文献≫
木村順『保育者が知っておきたい発達が気になる子の感覚統合』(2014)
川上康則『発達の気になる子の体の動き しくみとトレーニング』(2021)
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療育
24/04/27 17:21