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睡眠トラブル

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐

発達障害の子に多い「睡眠障害」について

寝ない・起きられないのは“わがまま”じゃありません

「布団に入っても全然寝ない」
「夜中に何度も起きる」
「朝、起きられず毎日が大変」

発達障害のある子の睡眠の悩みは、とても多くのご家庭が抱えています。
でもこれは生活態度やしつけの問題ではなく、脳の特性が大きく関係しています。

発達障害の子に睡眠トラブルが起きやすい理由

① 脳が休むのが苦手

発達障害の子は、
考えが止まらない
一日の出来事を何度も思い出す
切り替えが苦手

そのため、体は疲れていても脳が起きたままになりやすいのです。

② 感覚が過敏・鈍感
• 時計の音
• エアコンの風
• パジャマのタグ
• 布団の重さ

大人が気にならない刺激が、子どもには強いストレスになることがあります。

③ 体内時計がずれやすい

メラトニン(眠くなるホルモン)の分泌が
遅い 不安定

そのため、
「夜遅くまで目が冴える → 朝起きられない」
というリズムになりやすいのです。

よくある睡眠の困りごと
• 布団に入ってから1〜2時間寝ない
• 夜中に何度も目が覚める
• 怖い夢で泣いて起きる
• 朝がとにかく弱い
• 休日は昼まで寝てしまう

これらは発達障害の子では珍しくありません。


やってしまいがちなNG対応

「早く寝なさい!」←できたらそうしとる
「目つぶってたら寝れるでしょ」←それが無理やねんて
「みんな寝てるよ」←だからなに

眠れない子にとって、これらは
焦り・不安・自己否定を強めるだけになってしまいます。

今日からできるやさしい工夫

① 寝る前の【予告】をする

「あと10分でお布団」
「この動画が終わったら寝る準備」

見通しがあると脳が安心します。

② 寝る前ルーティンを固定
• 同じ順番
• 同じ時間
• 同じ流れ

たとえば
歯みがき → トイレ → 絵本 → お布団

「この流れ=寝る時間」と脳が学習していきます。

③ 刺激を減らす
• 寝る1時間前は画面オフ
• 照明を少し暗く
• 音・匂い・服のタグ確認

環境調整はしつけではなく支援です。

④ 寝られなくてもOKの安心感

「寝なくていいから、横になって目を休めよ」
「ここにいるだけで大丈夫」

【寝ないとアカン】のプレッシャーを外すことが、結果的に眠りにつながることも多いです。


睡眠が整うと、こんな変化が
• かんしゃくが減る
• 集中力が上がる
• 朝の支度がラクになる
• 自己肯定感が少し戻る

睡眠は、発達を支える土台です。

発達障害の子の睡眠障害は、
親のせい
子どもの甘え

ではありません。

「眠れない脳をどう支えるか」
その視点で関わるだけで、親子ともにラクになります。

困ったときは、ひとりで抱え込まず、
これは特性かも?と立ち止まってみてくださいね。
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