先週の集団トレーニングでは「人の第一印象」について考えました。
心理学的に有名なのが「メラビアンの法則」。
人はまず、第一印象として「視覚情報」が優位であること。
次に「聴覚情報」がきて、言葉の「言語情報」はほとんど加味されません。
これらの情報を伝える前に、先入観抜きで生徒に向けてある体験をしてもらいました。
まず、スキンヘッドでサングラスをかけた強面の人の写真を提示。
率直にどう思ったかを問うと
「怖そう」
「いかつい」
「強そう」
などの感想。
しかし、その人が猫を抱きしめている写真を見ると
「心は優しそう」
「良い人に見える」
「多分根はいい人」
などの感想に変化しました。
ここで上記のメラビアンの法則という概念を紹介。
職員を例に挙げ、初めて会った時の第一印象はどんなものだったかを生徒に聞いてみました。
「身体が大きいし強そう」
「楽しそう」
「なんか雰囲気怖そうかもと一瞬思ったけど、すぐにこっちを見て手を振ってくれたから良い人なんだと思いました」
などの感想が挙がりました。
これが今日のポイントです。
自分が相手にどう映りやすいか、どう思われやすいかを予め知っておくと、対策を講じることができます。
怖そうと思われやすい⇒だから自分から相手に繋がるアクションをする
ということが一例です。
義務ではなく、自分の第一印象を知りたい生徒を募った所、二人の生徒が名乗り出てくれました。
自分の印象を知るってなかなか覚悟がいることだと思います。
なぜアクションしたのか聞いてみると
「4月の高校進学に向けて知っておきたい」
とのことでした。
さて、生徒達同士でお互いどのようなことを伝え合ったのか。
それは次回、お伝えします!
集団トレーニング:第一印象を知る①
トレーニング
25/03/17 15:03
