教室の壁を黒板にする「黒板プロジェクト」
第1回の「計画」、第2回の「土台作り」を経て、第3回となる今回は、ついに「黒板シート貼り」です！

木の壁が、黒板へと生まれ変わる感動の瞬間をお届けします。

今回貼り付けるのは、壁一面を覆う特大サイズの黒板シート。
筒状に巻かれて届くため、そのまま貼ろうとするとクルクルと丸まってしまい、うまく貼れません。

そこで、作業の一日前から準備を開始
床いっぱいにシートを広げ、端っこに重しを乗せて、まずは「巻き癖」を取って平らにするところからスタートしました。

「きれいな黒板を作るには、下準備が大事でした。

そして迎えた当日。ここからが最大の難関です。
これだけ大きなシールを、空気を入れずに真っ直ぐ貼るのは、大人でも至難の業💦

そこで今回は、DIYが得意な「シート貼りの達人」スタッフが司令塔になり、みんなでチームを組みました。 「せーの！」で息を合わせて

「右端、しっかり持ってて」「下から上に向かって空気を抜いて」

シートがズレないように押さえる係、空気を押し出す係…。
全員が自分の役割を全うし、声を掛け合いながら、少しずつ、少しずつ貼り進めていきました。

まさに「協調性」のたまもの！
みんなの呼吸がピタリと合った瞬間でした✨

そして、最後の一貼りを終えると……
それまで木目だった壁が、一面「真っ黒な画面」に大変身！

「おぉ～すごい！」「本当に黒板になった！」
と、教室中に拍手と歓声が響き渡りました👏
苦労して貼った分、その感動もひとしおです。

仕上げに、後々空気が入って剥がれてこないよう、端っこのはみ出たシートをカッターで丁寧に切り取って整えました。

これで、書くための「画面」は完成です！
次回はいよいよ最終回。チョークや黒板消しを置くための「チョーク受け」を取り付けます。

どんな絵が描かれていくのか……
完結編となる【第4回】も、どうぞお見逃しなく！