こんにちは！こころん第１教室のスズキです。

前回からスタートした、教室の壁に大きな黒板を作る「黒板プロジェクト」。
第2回目となる今回は、いよいよ本格的なDIY作業（土台作り）に突入です！

算数の知識を使ったり、初めての電動工具に挑戦したりと、子どもたちの「集中力」と「チームワーク」が光る一日となりました✨


📏 「算数」が役立つ瞬間！墨付け作業

まずは、ビス（ネジ）を打つ場所に印をつける「墨付け」からスタートです。
ここで使うのが「数の概念」です。

適当に打つのではなく、等間隔できれいに並べるためにはどうしたらいいか？
「板の長さが〇cmで、7か所止めたいから……」

電卓を使います。「割り算」をして、ビスを打つ間隔を計算しました。
普段、学校やこころんでやっている計算が、実際のモノ作りで役に立つことを実感する瞬間です。

計算ができたら、次は「直角定規」の出番。
板の中心を取り、定規をピタッと合わせて、垂直な線を引いていきます。
「ズレないように慎重に……」と、息を止めるように集中して線を引く姿は、まさに職人さんでした

🛠️ インパクトドライバーに挑戦！

印がついたら、いよいよ電動工具「インパクトドライバー」の登場です！
大きな音と振動に最初はドキドキしていた子どもたちですが、スタッフから正しい持ち方と使い方を教わり、勇気を出して挑戦しました。

作業は2段階で行います
1. さっき計算してつけた印を狙って、ドリルで「下穴」をあける
2. ドライバーの先を変えて、「ビス」をねじ込んでいく

「印の真ん中に当てるのが難しい！」と言いながらも、手元をじっと見つめ、道具をコントロールする姿に成長を感じました。

🤝 ペアで確認！大切な「役割分担」

今回の作業で特に素晴らしかったのが、「ペア活動」です。

ビスを打つ人は手元に集中しているため、ビスが真っ直ぐ入っているか自分ではわかりにくいもの。
そこで、もう一人のペアが横から見て、
「もうちょっと右！」「OK、真っ直ぐなってる！」
と声を掛け合って確認しました。

作業する人、確認する人。
自然と「役割分担」をして、お互いに助け合う姿は、見ていてとても頼もしかったです😊

みんなの頑張りのおかげで、無事に土台となる合板（ごうはん）を壁にガッチリと固定することができました！
木の温もりを感じる立派な「壁」が出現し、子どもたちからも「おぉ～！」と歓声が上がりました👏

次回はいよいよこの土台に「黒板シート」を貼っていきます。
一番の難関。気泡との戦いが待っています。

【第3回】もどうぞお楽しみに！