「そろそろお話ししないかな」
「まわりの子と比べて、言葉が少ないような…」
お子さんの発語について不安や気がかりを感じている保護者の方も多いかと思います。
でも、ことばは「教える」ものではなく、「生まれる」もの。
今回は、発語を引き出すためにご家庭でできる関わりについてご紹介します。
▷ ことばの前に「伝えたい」「わかってほしい」がある
ことばが生まれる前に、とても大切な土台があります。
それは、「気持ちを伝えたい」「相手にわかってもらいたい」という意欲です。
まずは、子どもが思いを表現できる体験をたくさん積んでいきましょう。
・ジェスチャーや指さし
・「あー!」と声を出して訴える
・絵カードや物を使って意思表示をする
こうした前段階の表現を大切にしていくことで、
ことばの芽がゆっくりと育っていきます。
▷ 日常の中で“ことばが生まれやすい場面”をつくる
発語を促すには、ただ話しかけるだけではなく、
「ことばが必要になる瞬間」を意図的につくってあげるのがポイントです。
たとえば…
・フタの開かないおもちゃを渡して「どうするかな?」と待つ
・「りんご?バナナ?」と選択肢を示して、子どもが声やしぐさで伝えるチャンスをつくる
・好きな遊びの途中で「もう1回やりたいね〜」と声を添えて、子どもの反応を待つ
このように、ことばが“必要になる”・“あると便利だ”という経験を重ねることで、
自然と発語につながることがあります。
▷ 一番の栄養は「楽しいコミュニケーション」
言葉の発達には、安心できる関係の中でのやりとりがとても大切です。
・言葉が出ていなくても、目が合ったり、笑い合ったりする時間を大切にする
・子どもの反応に合わせて、同じ気持ちを共有する
・「しゃべってほしい」ではなく、「伝えてくれてうれしい」という気持ちを表現する
そうした関係性の中でこそ、ことばはゆっくり、でも確実に育っていきます。
▷ 不安なときは、気軽にご相談ください
ことばの育ちは本当に個人差が大きいものです。
「まだ話さない」=「発達に問題がある」とは限りません。
でも、「ちょっと心配かも…」と感じたときに、早めに相談できることは、
お子さんにとっても、保護者の方にとっても安心につながります。
ジョイーレでは、一人ひとりに合った関わり方をご提案しています。
お気軽にご相談ください。
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ことばが生まれる“きっかけ”をつくる
教室の毎日
25/07/09 09:39
