児童発達支援事業所
  • 空きあり
  • 送迎あり

【児童発達支援・放課後等デイサービス】発達支援Labo ランプのブログ一覧

近隣駅: 太田駅、細谷駅 / 〒373-0852 群馬県太田市新井町325番地1
24時間以内に8が見ています!
空き確認・見学予約
電話で聞く場合はこちら 050-1807-0141

第48回「関わらないという関わり方」

療育の深み
こんにちは、発達支援Laboランプです。ここでは、定期的に療育支援に関連するテーマについて、理論的な背景と合わせて発信しています。今回のテーマは「関わらないという関わり方」です。

「え?関わらない方がいいの?」と驚かれる方もいるかもしれません。
「分からない、困った時には誰かに聞く(頼る)べきだ」と教わり、その通りに行動することが良いとされています。一方で、「自分で考える習慣を作る(解決する)ことが大切だ」という教えもまた広く根付いています。この2つの教えの狭間で、支援者がどのように子どもに関わるかを考えることが、非常に重要です。

「関わらない」という選択は、単に無関心や放任ではなく、子どもが自分で考える力を育むための一つの方法です。確かに、子どもが困った時や分からないことがある時、すぐに支援者が助け舟を出すのは一見優しい行為に思えます。しかし、そのたびに大人が介入すると、子どもは自分で考えたり解決策を見つける機会を失ってしまいます。

子どもが自ら問題に向き合い、解決しようとするタイミングを支援者が見逃さないことが重要です。無理に助けを差し伸べるよりも、適切な距離を保ち、子どもが自分で試行錯誤する時間を確保することが、より深い学びと成長につながります。一方で、困り果てた時には手を差し伸べる姿勢も忘れずに、バランスを取りながら関わることが必要です。

このように、時には「関わらない」ことが、子どもの自主性や問題解決能力を育てるための有効なアプローチとなります。「自分で考える習慣を作る」ためには、まず自分で考える時間と空間が必要です。それを提供するために、支援者は過度に介入せず、適切な距離感を持つことが求められます。

「関わるべきか、関わらないべきか」は、支援者が状況に応じて判断しなければならない複雑なテーマです。しかし、このバランスを見極めながらサポートすることで、子どもたちはより自立し、困難に向き合う力を養うことができるとランプは考えています。

最後までお読みいただきありがとうございます。発達支援Laboランプは現在、随時問い合わせ、見学・体験等受付中です。お気軽にお問い合わせください。

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。