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バランスボールは、療育の場でとても活躍するアイテムです。
体幹強化として、机上課題に取り組む際に椅子の代わりに座ることもありますし、バランボールの上をジャンプすることなど、使い方次第でいろいろなあそびにも、道具にもなり得る素敵なアイテムです✨
最近、未就学児のお子さまを中心によく取り組んでいただいているのが「バランスボール de カニさん歩き」です🦀
バランスボールを中心軸にして、両手をつき、バランボールの付属リングをバランスボールの外周にセットしてその上を「カニ歩き(横歩き)」するという運動です。
横歩きは、日常生活には思いの外ない動きのなかの1つです。
一言に横歩きと言っても、動きの要素に変化をもたせることで、使う筋肉や力の加減、バランス強化など期待できる効果に幅があります。
大股での横歩きと小股での横歩きでは、骨盤周りや股関節の筋肉を作用させ、股関節外転筋及び内転筋の作用に差が出ます。
右回転、左回転を共に行うことで、よりバランス感覚への作用も期待できます。
足を閉じた時に、両脚を引っ付けるのか引っ付けないのかでも、同様の効果が期待できます。
また、「カニ歩き」に取り組む際に、身体の動かし方に「お題」をお子さまにご提示することで、お子さまがご自身の身体を動かすことに対して「意識」することができます。
身体の動きを意識化することで、ボディイメージをもつことが期待できます。ボディイメージの意識化は、身体模倣やイメージした動きを実際に動きとして実践するうえで欠かせない要素です。
不思議で楽しい動き「バランボール de カニさん歩き」は、これからも楽しい活動として取り入れていきたいあそびです。
バランスボール
教室の毎日
24/08/29 20:19