小さなビーズを探してプレートのとがった部分にはめていく作業には集中力・注意力が必要です。
また、ビーズを置く際にも並べたビーズが崩れないように注意しなければなりません。
完成させるまで集中力を維持しなければならないため、作業に集中することで集中力や注意力を鍛えることができると考えられています。
手や指先を使う運動は、脳に刺激を与えます。特に協調性発達運動障害を持つお子さんは、手の動きがぎこちなかったり、力を入れにくかったりします。
アイロンビーズを指やピンセットを使って掴み、ある一カ所に置くという作業は、アイロンビーズを見て、指先を器用に動かしたり力を加減したりする必要があるため、集中力に加えて手と目のチームワークの力を使います。
アイロンビーズはお手本や図案を見ながらプレートにビーズを置いて基本的に何でも作ることができます。
その際に、図案を見てどこに何個ビーズを並べれば作りたい物が完成するのかというのを考えながら作っているのです。
このような認知力が「視空間認知」です。
視空間認知は、漢字を覚えたり、地図で目的地にたどり着くまでの道順を考えたりする力にもつながる大切な力です。
このように、アイロンビーズを楽しみながら視覚機能を鍛えることができると考えられています。
遊びを通して楽しく療育へ繋げていけるものをこれからまた探したいと思います☺️🎶
アイロンビーズ製作🌈
教室の毎日
25/02/14 13:12
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