みなさま こんにちは! ~みらいへ続くこどもをはぐくむ~
学研の療育 KLOCKA です。
今日は 「切り替えが苦手なんです」と言う お子さまの対応方法です。
そもそも、切り替えが苦手と感じる場面は どんな時でしょうか?
公園から中々帰らない
スーパーに行くと好きなものを買うまで泣き続ける
幼稚園(保育園)に行く時間なのに 遊びがやめられない などでしょうか?
では、お子さまが切り替えられない理由って 何でしょう?
私たち大人も、どこかへ出かけて行って、「〇時に〇〇に集まります」と言われたら、時計を気にしながらですが、〇時に集合場所へ向かうための段取り(スケジュール)を頭の中で組み立てますよね。これが「見通し」です。
どんなに楽しくても、時間が迫っていると、途中で切り上げて集合場所へ向かいます。
*大人はここに、遅れてはほかの人に迷惑が掛かる などの社会性が働きますが・・・
さて、この「見通し」、大人だけのものになってはいませんか?
お子さんに、終わりの時間、買う時の約束などをしてから行動していたでしょうか?
お子さんにとって、大人から「もう帰るよ」「今日はお菓子は買わないよ。この前買ったでしょう」など、大人の立場から一方的に伝えてはいないでしょうか?
まだ成長過程にいるお子さまは感情のコントロールも、まだまだ苦手です。
切り替えられない理由には
夢中になっているから
感情のコントロールが苦手
急な予定変更が苦手
など、様々です。
では、どうしましょうか?
まずは行動の見通しを伝えてみましょう。その時に時計が読めるお子さんには終わりの時間を、読めないお子さまにはタイマーなど、目と耳でわかる方法が有効です。そして、約束が守れたら、たくさん褒めましょう。
次に、行動の切り替えの前に、次の予定を伝えるのも有効な手立てです。
その予定はお子さまにとって、楽しみのあるものにしましょう。お子さまにとってお得感があるものなら、なおさらいいですね。
そして切り替えの時間少し前には「あと、1(分)でピピっが鳴るから鳴ったらおしまいね」 など、時間の事前告知をしましょう。事前告知は、3分前、1分前など段階を追って伝えると見通しが持ちやすいです。もちろん、視覚(目で見えるもの)と、聴覚両方に働きかけてください。
買い物は、「好きなもの一つだけ」と約束をしたり、買い物リストを親子で共有して出かけるのもいいですね。
とはいっても、お忙しい日々。お子さまの機嫌がいつもより悪い、体調が悪そうなどの時はあえて、買い物に行かない(環境の調整)選択もあり!です。
気持ちの切り替えが出来ずに癇癪を起す場面は親ご様にとっても一苦労。
親ごさまも、時には息抜きをして、今のお子さまとの時間を楽しんでください。
クロッカでは体験を行っています。
残りの枠が少なくなってきている時間帯もございます。
気になる方はぜひ、お問合せください。
随時、体験を行っております。
☎ 03-6411-3800
切り替えが苦手?
教室の毎日
25/04/21 13:10