こんばんわ^^
いつも「ゆあてらす」のブログをお読みいただき有難うございます♪
今日は「二次障害」について書いてみたいと思います。
日本は特別支援教育の導入が遅いと言われておりましたが、ここ10年ほどでASD(自閉スペクトラム)や注意欠如多動性障がい等の「発達障害」という言葉は急速に認知が広まって来たように感じますね。
一方で近年注目されているのが 「二次障害」 です。
身体障がいや発達障がいなどの生まれつきの個性を 「一次障害」 と呼びますが個々の特性に合わない環境下で過ごし、無理に適応しようとして精神症状の発症や不適切な行動の学習(誤学習)、不登校や引きこもり等の二次的な問題が起きている状態を 「二次障害」 と呼びます。。。
多動・衝動性が高い子どもに、静かにしている事を強要するなど、特性的に困難でストレスが高い状態に置かれると、子どもはその状況から逃避するために二次障害と呼ばれる様々な不適応行動を発症してしまいます💦
なので、二次障害の問題を考える時には、不適応行動を改善しようとするのではなく 「第一に、子どもが何に困っているのか?」 をしっかりと観察し、分析する事がとても重要になります。
そして、その子に合っていない環境を変更し、適した環境にする事で二次障害を引き起こす要因を減らし適切な行動を獲得できる 「土台」 を作っていきます。
多くの 「二次障害」 は合理的配慮や適切な対応が行われていれば 「予防」 することが出来るのです‼
殆どのデイでは、その日のスケジュールを可視化して見通しを持てるように様々な工夫をされているかと思います✨✨
読みに困難さがある場合は、課題文を読み上げてあげたり必要に応じて漢字にルビを振ってあげたりします。
書く事に困難さがあったり、指示の理解に困難さがあったり…
集中することが困難な場合や、怒りのコントロールが困難な場合なども、その子に合った方法で支援しますよね☺
このような、合理的配慮が適切に行われるような 「環境を整える」 という事は発達障害のあるお子さんが二次障害に陥ることを防ぐ事にも繋がります☆彡
また、「環境調整」 にも以下のように2つの特徴があります。
① 構造的環境 → 制服がある学校など、ルールや制度がある。
➁ 人的環境 → スタッフ ・ 保護者 ・ 友達などの理解。
この 「環境調整」 へのアプローチと、「人的環境」 へのアプローチについては次回の記事で書いていきたいと思います😉👌
今日も長々とお付き合い有難うございました♪
+++ KA +++
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児童発達支援放課後等デイサービス 「ゆあてらす」 では随時、見学体験受付中です‼
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「二次障害」って知っていますか?
教室の毎日
25/03/05 00:29
