教室に見学に来られるご家族から聞く言葉に、「お友だちと一緒に遊べないんです。お友だちと遊ぶ楽しさを知って欲しい。」というお話をよく聞きます。
お友だちとの関わりは、小さな社会。ここで学ぶことは本当に多く、楽しさだけでなく、他者との競争で勝敗を学びます。一緒にひとつのものを作り上げることで、共感力や協調性も知ることが出来ますよね。
でも、その前にひとつ。
ひとり遊びが十分に満足することで他者への興味も湧きます。
ひとり遊びを通して、自分を理解する。
自分を理解するからこそ、他者を理解することが出来る。
ひとり遊びを通して、
「自分は何が好きなのかな」
「自分は何が得意かな」
「自分は...」と、自分とはどんな人間なんだろうって、向き合う時間なのかもしれませんね。
自分が大切に思われているからこそ、他者を大切に思える。
だからこそ、お友だちとの遊びの中で「我慢」も出来るようになる。
相手を尊重する心が育つからこそ、「我慢」することが出来るし、お友だちと遊ぶことで学ぶ心も育つのですね。
引用本:
こどもの心の発達がよくわかる本
坂上裕子 監修
ひとり遊びの大切さ
教室の毎日
25/03/27 14:38
