こんばんは。
Soluna(ソルナ)です。
本日は学習や言語など様々なことに関わるワーキングメモリーについて書こうと思います。
ワーキングメモリーとは、話す、聞く、計算する、作業するなどに必要な情報を一時的に保存して処理するための脳の機能です。
メモ帳をイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。
この一時的に保存して処理することが苦手なお子様がいます。
皆さんも一度はお子様に「何回言ったらわかるの?」「理解してる?」といった疑問を持たれたことがあるかと思います。
一時的に保存できる時間が極端に短い子、保存はできるけれど処理に時間がかかる子、こういったお子様はたくさんいます。
苦手なだけでできないわけではありません。
言葉で伝える、何度も伝える、ゆっくり伝える。反復が大切です。
それでも苦手なお子様には言葉のような聴覚情報だけではなく視覚情報も取り入れると飛躍的に伸びることがあります。
その際のアイテムとして絵カードを利用することがあります。
最初は6枚程度をランダムに並べて順序をつけて3枚取ります。
並べなおして先ほど取った順番にお子様が取る。
そのときに絵カードの絵柄を言いながら取ることも大切です。
クリアしたら9枚、12枚と母数を増やしてその中から4枚、5枚を順番に取っていく。
できたら思いっきり褒めてあげてください。
文字を覚えるのが難しくても絵柄で覚えられます。
文字と絵柄が不一致であれば一致させることができます。
母数が増えれば一時的に記憶し留める時間が長くなります。
順番を覚えて再現することで処理が早くなります。
こういった形のトレーニングであれば療育だけでなくご自宅でも楽しく取り組めるのではないでしょうか?
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ソルナでは専門職が皆様のサポートをさせていただきます。
言葉、体幹、姿勢など様々なお悩みを解消すべく取り組んでまいります。
この記事を読んでいただき興味を持たれたら一度、お問い合わせいただけると幸いです。
【学習・言語】 ワーキングメモリー 絵カード
教室の毎日
25/02/14 21:26
