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療育センターエコルド【1歳からの早期療育】のブログ一覧

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“できた”を積み上げる!バランス積み木の療育効果

個別・小集団活動に取り入れているのが、人物型の積み木をバランスよく積み上げていくタイプの「バランス積み木」です。見た目がかわいくて“やってみたい!”が出やすいのに、実は手先・考える力・気持ちの調整までまとめて育てられる、療育的に優秀な教材だと感じています。
特にこのタイプはパターンカードがたくさん付いているので、子どものレベルに合わせて「ちょうどいい難しさ」に調整できるのが大きな強みです。


まず伸びやすいのは、体幹やバランス感覚…と言いたいところですが、ここで育つのは“手の中のバランス”も含めた力加減のコントロールです。
積み木をそっと置く、角度を微調整する、手を離すタイミングを調整する。これらはすべて、日常生活の「鉛筆操作」「工作」「箸」などにもつながる土台になります。崩れやすい分、強く置くと倒れるので、自然と“丁寧に動かす”経験が積み重なります。


次に、空間認知・見通しを立てる力。どの向きなら安定するか、どの順番で積むと崩れにくいかを考える必要があります。パターンカードがあると、「見本を見て同じように作る」練習になるので、模倣や構成力にもつながります。慣れてきたら「カードを見て→少し隠して→再現する」といった形で、ワーキングメモリ(見て覚える力)要素も入れられます。


そしてこの遊びのもう一つの価値が、感情コントロールと切り替えです。崩れた時の悔しさは出やすいですが、そこで「もう一回やる」「作戦を変える」という経験ができると、粘り強さや立て直しの力になります。
支援では、勝ち負けよりも「丁寧に置けた」「一段増えた」など、過程をほめることで“またやってみよう”につながりやすくなります。


パターンカードが多いと、子どもに合わせてステップが作れます。最初は「同じ形を探す」「2~3個だけ積む」など成功しやすい課題から入り、慣れたらピース数を増やす、向きを指定する、時間を測るなどで少しずつ難易度アップ。こうすることで「難しすぎて嫌になる」を防ぎながら、挑戦と成功のバランスが取れます。


遊びの中で“考えて、調整して、やり直す”。この積み木は、その一連のプロセスが自然に起こる教材です。これからもその日のメンバーやコンディションに合わせて、カードを使い分けながら楽しく取り入れていきたいと思っています♪
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