児童発達支援事業所

療育センターエコルド【1歳からの早期療育】のブログ一覧

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ブログ一覧

(38件)

褒めても響かない子がいる?その子に合った“成功体験”の作り方

「すごいね!」と褒めても、あまり反応がない。 「うれしくないのかな」「褒め方が悪いのかな」と迷うことはありませんか。 そんな時、療育センターエコルドでは、褒める言葉を増やす前に考えたいことがあります。 それは、大人が「できた」と評価することと、本人が「できてうれしい」と感じることは、必ずしも同じではないということです。 【「うれしい」伝え方は、一人ひとり違います】 みんなの前で褒められることを喜ぶ子もいれば、一対一でそっと伝えられる方が受け取りやすい子もいます。同じ褒め方が、すべてのお子さんに合うわけではありません。 また、大きな声や拍手が負担になっていないかにも目を向けます。音などの感じ方に合わせて、関わり方や環境を調整することも大切です。 笑顔や返事がないことだけで「響いていない」と決めつけず、その子がどう受け止めているのかを丁寧に見ていきたいと考えています。 【「すごいね」に、できたことを添えてみる】 褒める時は、何ができたのかを、その場で具体的に伝える方法があります。 例えば、 「パズルの向きを変えたら、はまったね」 「困った時に『手伝って』って伝えられたね」 「上手」「偉い」という評価だけでなく、本人がしたことを言葉にしてみます。 最後まで完成したかどうかだけではなく、工夫したことや、自分の思いを伝えられたことも、一緒に喜びたいと思っています。 【その子に合う「できた」をつくる】 成功体験を考える時には、本人の発達や得意なことに合わせて、活動の難しさや必要な手助けを調整することが大切です。 例えば、パズルが難しい時は、ピースの少ないものを選ぶ。着替えなら、難しい部分は大人が手伝い、本人が取り組めるところを一緒に探す。 「一人で全部できた」だけを成功にせず、支えがある中で、自分もできたと感じられる経験を大切にしたいと考えています。 【大人の「よくできた」より、本人の「やってよかった」】 支援では、大人が決めた課題をこなすことだけでなく、本人の興味や選択、自分から取り組める環境も大切にします。 自分で選んだ色で作品ができた。 「貸して」と伝えたら、使いたかった道具を借りられた。 私たちは、こうした本人にとって意味のある経験も、成功体験として大切にしたいと思っています。 目指したいのは、褒められるために頑張ることだけではなく、「自分にもできた」「やってよかった」と感じられること。 お子さんが楽しそうにしていた場面や、満足そうだった瞬間を、ぜひ教えてください。その子ならではの「うれしい」を出発点に、支援を一緒に考えていきましょう。

療育センターエコルド【1歳からの早期療育】/褒めても響かない子がいる?その子に合った“成功体験”の作り方
療育センターエコルド
26/09/24 10:22 公開

場所が変わるとできないのはなぜ?

「家では自分で着替えられるのに、園では手伝いが必要と言われた」 「家では片づけられるのに、学校ではなかなか動けない」 そんな時、「できるはずなのに、どうして?」と戸惑うことはありませんか。 でも、家でできた姿も、園・学校で困っている姿も、どちらもその子の姿です。どちらかを否定するのではなく、場面の違いに目を向けてみましょう。 【同じ行動でも、「難しさ」が違うことがあります】 関わる人や道具、声かけが変わると、身につけたことでも難しくなる場合があります。例えば、家ではいつもの箱におもちゃを戻せても、園では収納場所や分け方が違い、どこに片づければよいか迷うかもしれません。 また、周囲の音や人の動きが気になったり、慣れない場面で緊張したりするお子さんもいます。本人に合った伝え方や、安心して取り組める環境を考えることが大切です。 「片づける」「着替える」という行動は同じでも、取り組むための条件まで同じとは限らないのです。 【「別の場所でもできる」には、橋渡しが必要です】 身につけたことを、違う場所や相手との関わりでも使えるようになることを「般化(はんか)」といいます。 一つの場所でできたからといって、すぐにどこでもできるとは限りません。分かりやすい手がかりや必要な支援を確認しながら、少しずつ場面を広げていくことが必要なお子さんもいます。 私たちは、「家でできるなら、園でも頑張って」ではなく、「家では何があると取り組みやすいのかな?」という視点を大切にしたいと考えています。 【「できた時の条件」を、一緒に探しましょう】 例えば、片づける場所に写真の目印をつける。活動の手順を絵で示す。落ち着いて取り組める場所を用意する。こうした工夫を、その子の理解の仕方や感じ方に合わせて考えます。 そして、ご家庭と園・学校、療育の間で、取り組みやすかった声かけや支援方法を共有することも大切です。それぞれの場所での様子を持ち寄り、支援をつないでいきます。 療育センターエコルドでは、「できる・できない」だけで評価せず、どんな場面で、どんな支えがあると力を発揮しやすいのかを丁寧に見ていきたいと考えています。 目指したいのは、必要な手助けをなくすことではなく、その子が安心して取り組める場面を増やすこと。 「家と園・学校で様子が違う」と感じたら、ぜひお聞かせください。その違いを、次の支援のヒントとして一緒に考えていきましょう。

療育センターエコルド【1歳からの早期療育】/場所が変わるとできないのはなぜ?
療育センターエコルド
26/09/18 17:59 公開

「いい子」すぎる子ほど見逃される?我慢しすぎる子への支援

「園や学校では『手がかかりません』と言われるけれど、家では疲れきっている」 「何を聞いても『大丈夫』と答えるので、本当の気持ちが分からない」 そんなお子さんの姿が、気になることはありませんか。 周りを思いやれることや、落ち着いて過ごせることは素敵な力です。ただ、「大人を困らせないこと」と「本人が困っていないこと」は、同じではありません。 療育センターエコルドでは、目立つ行動だけでなく、言葉になりにくい気持ちにも目を向けたいと考えています。 【「いつもと違う」に気づくことから】 以前より元気がない、好きな遊びを楽しめなくなった、寝つきや食欲が変わった。こうした変化は、心身の負担に気づく手がかりになることがあります。ただし、それだけで「我慢しすぎている」と決めつけず、体調や生活の様子も含めて確認することが大切です。 私たちも、「静かに参加できたね」で終わらず、「楽しめていたかな」「無理をしていなかったかな」という視点を持って関わりたいと思っています。 【「ちゃんと言って」より、安心して話せる関わりを】 気持ちが分からないと、つい「どうして言わないの?」と聞きたくなるかもしれません。でも、問い詰めず、本人のペースで話を聞くことが大切です。 例えば、「今日は休みたい」と伝えてくれたら、すぐに「もう少し頑張ろう」と返すのではなく、まずは「休みたいんだね」と受け止める。 話したくない時は、無理に聞き出さない。 「上手に説明できたか」よりも、伝えてくれた気持ちを、どう受け止めるかを大切にしたいと考えています。 【言葉以外にも、気持ちを伝える方法があります】 自分の気持ちを、その場ですぐに言葉にすることだけが伝え方ではありません。表情や身振り、絵カードなど、お子さんに合う方法で意思を伝えられるよう支えることも大切です。 遊びたいものを指さしで選ぶ。「休みたい」のカードを見せる。落ち着いてから、一対一で話す。 エコルドでも、その子が使いやすい伝え方を一緒に探していきたいと思っています。 【子どもだけに、頑張らせない支援を】 「嫌と言えるように練習しよう」だけでなく、大人がその意思を尊重し、活動の方法や休める環境を整えることも必要です。希望をそのままかなえられない時も、気持ちを否定せず、理由や別の方法を一緒に考えます。 私たちが大切にしたいのは、「何でも我慢できる子」になることではなく、自分の気持ちを大切にしながら、人と関われること。 なお、眠れない、食べられない、体調不良が続くなどの変化がある時は、我慢や性格の問題とせず、医療機関などにもご相談ください。 「少し無理をしているのかな」と感じることがあれば、ぜひお聞かせください。ご家庭や園・学校での様子も共有しながら、お子さんが安心して過ごせる方法を一緒に考えていきましょう。

療育センターエコルド【1歳からの早期療育】/「いい子」すぎる子ほど見逃される?我慢しすぎる子への支援
療育センターエコルド
26/09/14 12:12 公開

療育は苦手を直す場所?「好き」を支援に変えると子どもは伸びる

「好きな遊びばかりで大丈夫?」 「苦手なことを、もっと練習した方がいいのでは?」 お子さんの成長を願うからこそ、できないことが気になる時もあると思います。 もちろん、生活の中の困りごとを減らす支援は大切です。でも、療育は苦手なことばかりを練習する場所ではありません。 療育センターエコルドでは、その子の「好き」「楽しい」「やってみたい」を、支援の入り口として大切にしたいと考えています。 【「好き」から広がる、遊びと学び】 例えば、電車が好きなお子さんなら、一緒に線路をつなぎながら「次はどちらの電車にする?」と選ぶ場面をつくれます。言葉だけでなく、指さしや身振りで気持ちを伝える方法でも構いません。 動物が好きなら、人形を並べて数えたり、同じ動物のカードを探したり。ブロックが好きなら、一緒に家をつくりながら「ここにつなげたい」「この色を使いたい」と伝え合う遊びも考えられます。 大切なのは、好きなものを用意するだけでなく、「その遊びの、どんなところを楽しんでいるのか」を見ていくこと。同じ電車好きでも、並べたい子、走らせたい子、駅名を話したい子では、楽しみ方が違います。 【「好き」を、無理に頑張らせる道具にしない】 好きなものを使えば、どんな課題でもできるわけではありません。 難しさや活動時間を調整し、疲れた時には休む。そして、好きなことを自由に楽しむ時間も大切にする。遊びのすべてを練習に変える必要はないと考えています。 完成したかどうかだけでなく、自分で選べた、手伝ってと伝えられた、新しい遊び方を少し試せた。そんな過程にも目を向けたいと思っています。 苦手をなくすことだけではなく、「好き」を大切にしながら、経験の幅を広げていく。 お子さんの最近の「好き」を、ぜひ私たちにも教えてください。その楽しさから、どんな経験を広げられるか、一緒に考えていきましょう。

療育センターエコルド【1歳からの早期療育】/療育は苦手を直す場所?「好き」を支援に変えると子どもは伸びる
療育センターエコルド
26/09/08 17:21 公開

季節の製作で育まれる“感じる力”と“表現する力”

療育センターエコルドでは、季節に合わせた製作活動を大切にしています。春は桜やちょうちょ、夏は海や花火、秋は落ち葉やどんぐり、冬は雪だるまやクリスマスなど、季節を感じられる題材を取り入れることで、子どもたちが身近な自然や行事に興味を持つきっかけになります。 製作活動というと「上手に作ること」が目的に見えるかもしれませんが、療育の中では完成度よりも、作る過程の中でどんな力を使っているかを大切にしています。 たとえば、紙をちぎる・のりを塗る・シールを貼る・はさみで切る・クレヨンで描くといった動きは、手指の巧緻性や力加減の練習につながります。最初はうまくできなくても、「少しだけ貼れた」「自分で色を選べた」「最後まで座って取り組めた」という小さな経験が、子どもの自信になります。 また、季節の製作では、色や形、素材の違いを感じる機会もたくさんあります。ふわふわの綿、ザラザラした画用紙、キラキラの折り紙、絵の具の感触など、さまざまな素材に触れることで、触覚や視覚への刺激を楽しみながら経験できます。感覚に敏感なお子さんには無理に触らせるのではなく、道具を使ったり、短い時間から始めたりしながら、その子に合った形で参加できるようにしています。 さらに、製作は「自分で選ぶ」経験にもつながります。どの色にするか、どこに貼るか、何を描くかを決める中で、自分の思いを表す力が育ちます。言葉で伝えることが難しいお子さんでも、指差しや視線、手に取る動きで「これがいい」を伝えることができます。その選択を大人が受け止めることで、「自分で決められた」「伝わった」という経験になります。 小集団で行う場合には、友だちの作品を見る、道具を順番に使う、同じテーマで違う表現を楽しむなど、社会性やコミュニケーションの練習にもなります。「○○くんのも素敵だね」「次は貸してね」といったやりとりの中で、相手を意識する力も少しずつ育っていきます。 季節の製作は、手先の練習だけでなく、感覚・認知・表現・コミュニケーションをバランスよく育てられる活動です。完成した作品を持ち帰った時に、ご家庭でも「何を作ったの?」「この色を選んだんだね」と会話が広がるきっかけになります。 エコルドでは、子どもたち一人ひとりのペースや得意・苦手に合わせながら、季節を感じ、作る楽しさを味わえる製作活動をこれからも大切にしていきたいと思います。

療育センターエコルド【1歳からの早期療育】/季節の製作で育まれる“感じる力”と“表現する力”
教室の毎日
26/08/31 16:15 公開
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