今回は、未就学児の療育プログラムで取り入れている「おかいものごっこ」についてご紹介します。子どもたちが夢中になる、手作りの買い物バッグと食べ物カードを使った活動です🍎🛍️

🎨手作りバッグでワクワク倍増！
療育の現場では、子どもたちが自分の「好き」を見つけることがとても大切。そこで、今回は色とりどりの紙と毛糸、リボンを使って「マイバッグ」を作りました。黄色やオレンジのバッグに、好きな食べ物カードを入れて嬉しそうに見せてくれます。

🧠療育の工夫
•　　　短期記憶：「あれと、あれと、あれ、買ってきてね」のお願いに、何個まで覚えられるかな。楽しみながら記憶力を伸ばします。
• 選ぶ力：「どれにしようかな？」と迷いながら、自分の好みを言葉にする練習。
• やりとりの力：「これください」「どうぞ」と、簡単な会話のやりとりを楽しむ。
• 想像力：お店屋さんになったり、お客さんになったり、役割を演じることで社会性が育ちます。

　活動の中では、子どもたちの様子をよく観察しながら、言葉の促しや関わり方を調整しています。
「選ぶのが難しい子には、2つだけ提示してみる」
「言葉が出にくい子には、カードを指さしてもらう」
そんな小さな工夫が、子どもたちの“できた！”につながります。