FCCキッズ東船橋では、発達支援の一環として「ビジョントレーニング」を取り入れています。
先日、米国オプトメトリードクター(検眼士)の資格を持つ北出勝也(きたで かつや)先生をお招きし、専門的な視点から研修をしていただきました。
北出先生は、視機能トレーニングの第一人者として全国で活躍されており、「目で見る力」の大切さをわかりやすく伝えてくださいました。
実は、学習障害(たとえばディスレクシアなど)の背景には、「視力だけではなく『見る力=視機能』の問題」が関係していることが多いのです。
●文字を読むとすぐ疲れる
●漢字が左右反転する
●行を読み飛ばしてしまう
●書くことが極端に苦手
こうした困りごとは、小学校に入ってから表面化しやすく、保護者の方が「なぜできないの?」と悩んでしまうこともあります。
でも、決して“本人の努力不足”ではありません。
「目で見て、脳で理解し、手で表現する」この一連の流れが、うまくつながっていないだけなんです。
その橋渡しをしてくれるのが、ビジョントレーニング。
●読み書きの速度や正確性がアップ
●左右の識別がスムーズに
●集中力や記憶力の向上
そんな変化が、実際に現場でも報告されています。
大切なのは、「困ってから」ではなく「困る前」に取り組むこと。
就学前のお子さんでも、遊び感覚で楽しくできるプログラムもあります。
「うちの子、ちゃんと授業についていけるかな?」
「文字に興味がないけど、大丈夫かな?」
そんな不安を抱えている方にこそ、ぜひ一度ビジョントレーニングを知っていただきたいです。
「見える」は「できる」につながります。
お子さんの「学びの土台」を今のうちから整えてあげましょう。
北出勝也先生と学ぶ”見る力”支援
研修会・講演会
25/05/19 19:05
