児童発達支援事業所

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療育って意味あるの?正直、そう思ってた時期がある。

こんにちは! FCCキッズ東船橋 心理士の香川です。 今日は「療育って本当に意味あるの?」というテーマで書いてみたいと思います。 というのも、私自身、未就学児が通う児童発達支援事業所で心理士として働いているのですが、ちょっと前まで、こんなふうに思っていたんですよね。 "療育って……本当に効果あるのかな?" 知識としては「早期支援が大切」と学んできたし、専門職として支援の必要性も理解していました。 頭では、です。 でも心のどこかで「本当に変わるのかな?」って思っていたのも事実でした。 そんな私の考え方を大きく変えたのが、ある一人のお子さんとの出会いでした。 彼が初めて事業所に来た日、視線は合わないし、言葉は出るけれど意味のある言語はなし。 大人の存在もまるで感じていないようで、一人遊びに没頭していました。 それから彼は毎週1回、休まず通い続けてくれました。 今ではもう、30回目以上の通所になります。 この期間の中で、私たちはたくさん身体を動かして、見ること・聞くこと・ことばの力を育てる支援を続けてきました。 遊びを通じて、コミュニケーションの練習もたくさんしてきました。 最初の10回くらいは、正直、変化が見えにくかったです。 でも、15回目くらいから「ちらっ」とこちらを見るようになってきて、20回目には、発声も少しずつ変わってきたんです。 「あー」「うー」だった音が、「ば!」とか「ま!」になってきました。 そして迎えた30回目の日。 彼は、私の目をまっすぐ見て、はっきりと言いました。 「ケーキ」 え!?と思って一瞬フリーズしました。 でもすぐに笑って「はい、どうぞ」と答えて、おままごとのケーキを手渡していました。 その日は、彼が初めて一人遊びではなく、私と一緒におままごとを使った遊びをした日でした。 言葉のやりとりも、表情も、心の動きも、30回前とはまるで別人のようでした。 その瞬間、私はようやく確信できたんです。 "療育って、やっぱり意味がある"  もちろん、すべての子どもに同じような変化が起きるわけではありません。 でも、目の前で変わる子どもがいる限り、その価値を疑う理由はないと思えるようになりました。 「早期療育が大事」とよく言われます。 でもこれ、親御さんの立場からすると、けっこう難しい判断ですよね。 「ちょっと気になるけど、まだ様子を見ようかな」ってなるのも自然なことです。 ただ、子どもの成長って“待ったなし”で進んでいきます。 だからこそ、「あれ?」と感じたとき、それが小さなサインかもしれません。 もちろん、タイミングが少し遅れても、意味がないわけじゃありません。 でも、早いほうがやっぱり土台は育ちやすいな、と感じています。 そしてもう一つ大事なのが、 "信頼できる専門家の集団のもとで療育を受けること" これ、ものすごく大事なんですが……同時にいちばん難しいところでもあります。 ネットには情報が山のようにあって、どれが正解なのか、どこが良い施設なのか、判断するのってすごく大変ですよね。 でも、ひとつの指標として私が思うのは、 ・その場所で、お子さんが楽しそうか? ・お子さんが職員を受け入れているか? そういう変化がちゃんと起きているかを見てほしいなと思います。 私もようやく、信じられるようになりました。 療育の力を。 子どもの可能性を。 そして、自分の仕事の意味を。 だから、もしお子さんの成長にご不安があるなら、ちょっと勇気を出して、一歩踏み出してみてもらえると嬉しいです。 ではでは!

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教室の毎日
25/11/08 03:09 公開
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子育ては逃げるが恥だが役に立つ

こんにちは! FCCキッズ東船橋、心理士の香川です。 今日は「子どもの苦手ばかりを見てしまう子育てって、しんどくない?」という話をしたいと思います。 というのも、SNSでもリアルでも、「うちの子、〇〇ができなくて……」と悩んでいるママやパパの声をよく聞くからです。 その気持ち、すごくよく分かります。 私も、「他の子と比べちゃいけない」と思いつつ、ついつい比べてしまったり。 「これもできない、あれもできない」と、苦手なところばかりに目がいってしまう時があります。 子どもの発達って、じつはすごく個人差があるんですよね。 早く話し始める子もいれば、走るのが得意な子もいて、何かにすごく集中できる子もいます。 でも、どうしても「平均」とか「普通」とかに合わせたくなっちゃうんです。 保育園や幼稚園、小学校では、どうしても「みんなと同じ」が求められがちなので、それに合わせようとする親心も無理はないと思います。 ただ、それって親にとっても、子どもにとってもけっこうしんどいんですよね。 「苦手を克服することが大事!」という考え方って、すごく根強いです。 スポーツでも勉強でも、「弱点を潰せ」とか、言われがちですよね。 でも、いつもその方法が最適とは限らないんです。 たとえば、海が苦手な人に、ずっと泳げ泳げと言い続けるよりも、山でのびのびと遊べる場所を見つけてあげたほうが、結果的に自信がついたりします。 これ、子育てにも似ているなと思っていて。 苦手なことにずっと向き合い続けるのって、エネルギーがいるし、うまくいかないと自己肯定感も下がりがちです。 それよりも、「この子はこれが得意そう」と思えることを、思いっきり伸ばせる環境をつくってあげる方がずっと前向きになれたりします。 とはいえ、「逃げてるだけでは?」と思う人もいるかもしれません。 でも、ちょっと考えてみてください。 たとえば、サッカーのフォワードで全然結果が出なかった子が、ミッドフィルダーにポジションを変えたら、急に輝き出した……みたいなことありますよね。 場所や環境を変えることで、その人の良さが活きてくることって案外多いんです。 だから、「挑戦をやめること=後退」ではなくて、「別の場所で花を咲かせるための準備」かもしれません。 子どもの苦手にばかり注目してしまうのは、親として自然なことだと思います。 でも、それに引っ張られすぎると、子どもも親もどんどん苦しくなってしまいます。 ときには、「この子が伸び伸びできるのはどこだろう?」と、ちょっとだけ視点を変えてみるのもいいかもしれません。 それは逃げではなくて、自分と子どもを守るための、やさしい選択なんです。

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ご家庭でできるHOW TO
25/11/07 13:52 公開
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『いつか追いつくよ』の言葉に、少しだけ立ち止まってみる

こんにちは! FCCキッズ東船橋 心理士の香川です。 今日は「いつか追いつくよ」という言葉について、少しだけ考えてみたいと思います。 というのも、この言葉ってとてもやさしいんですよね。 聞くと安心しますし、不安でいっぱいのときには、特に心にしみます。 でも、その言葉だけに頼ってしまうと、かえってつらくなってしまうケースもあるかもしれないなあと思ったんです。 「いつか追いつくよ」って、よく言われる言葉です。 たとえば、子どもが周りより発達がゆっくりだったりすると、周囲からかけられることがあります。 もちろん、言ってくれる人に悪意があるわけじゃないです。 むしろ、安心させたいとか、励ましたいという気持ちから出てくることが多いです。 ただ、この言葉って、“根拠があってのもの”ではないことが多いんですよね。 実際に、2歳になっても言葉が出なかったり、反応が鈍かったり、指差しが少なかったり——。 そんなサインがあったとき、「とりあえず様子を見よう」と言って何もしないままでいると、あとで「あのとき動いていれば…」と後悔してしまうかもしれません。 ここでひとつだけ伝えたいのは、療育って特別なことじゃないということです。 「療育」って言葉だけ聞くと、ちょっとハードルが高く感じてしまったり、「うちの子は大丈夫だし」と思ってしまうこともあるかもしれません。 でも、療育って、ものすごくざっくり言うと「子どもの発達をサポートするためのトレーニング」なんです。 つまり、「今できないことを無理やりできるようにする場」ではなく、「その子の可能性を広げるためのサポート」なんですね。 スポーツでいうところのパーソナルトレーナーみたいなもので、得意なことを伸ばしたり、苦手なことのコツをつかむ手助けをしてくれる場所という感じです。 とはいえ、子どもの将来のことって、本当に不安になりますよね。 「この判断が間違ってたらどうしよう」と思うこともあると思います。 でも、「あのとき動いてよかった」と思える未来があるなら、今の小さな一歩が、その未来につながっている可能性もあるんじゃないかなと思います。 療育に限らず、何か違和感を感じたら、それをなかったことにしないで、ちょっとだけ勇気を出してみる。 それだけでも、すごく大きな前進です。 「いつか追いつくよ」という言葉は、とてもやさしくて、心をなでてくれるものです。 でも、それだけに頼らずに「今できることはあるかな?」と立ち止まってみることも、同じくらい大事かもしれません。 未来の「もっと早く動いていればよかった」を、少しでも減らせるように。 今日の小さな行動が、きっとその助けになってくれると思います。

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ご家庭でできるHOW TO
25/11/06 18:22 公開
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療育は、"通わせてるだけ"ではもったいない!

こんにちは! FCCキッズ東船橋、心理士の香川です。 今日は「療育って、通わせていればOKなの?」というテーマで自論をお話ししたいと思います。 発達に不安があるお子さんを育てる親御さんって、本当にがんばってるんですよね。 時間をやりくりして、情報を集めて、悩んで、そして「これがいいかも」と思った療育先に通わせる。 もうそれだけで、相当すごいことです。 でもですね、ここでちょっとだけ立ち止まって考えてみたいことがあるんです。 よくある話なんですが、療育に通わせることで「なんとなく安心」してしまうことってあるんです。 もちろん、プロの先生が見てくれるというのは心強いですし、「やっと居場所が見つかった」みたいな気持ちになることもあります。 ただ、ここに小さな落とし穴があります。 それは、「任せきりにしちゃうと、変化が出にくい」ということです。 療育って、子どもが通って何かを学ぶ場所。 というイメージがあるかもしれません。 でも実は、「親が学ぶ場所」でもあるんです。 たとえば、 ・子どもへの声かけのコツ ・苦手なことの支援の仕方 ・日常でできるトレーニング こういうのを親も知って、家でちょっとずつ実践していくだけで、子どもの成長って大きく変わってきたりします。 例えるなら、週1のピアノ教室に通っても、家で全然練習しなかったらなかなか上達しないよね、という感じです。 とはいえですよ? そんなこと言われたって、こっちはもう毎日ギリギリなんですけど!?ってなりますよね。 仕事、家事、きょうだい児のこと、役所とのやりとり……。 そこに「親も学んでください」なんて言われたら、ちょっとムリゲー感があります。 なので、「完璧を目指さなくて大丈夫です」って先に言っておきたいです。 大事なのは、できるときに、できることを、ちょっとだけやってみること。 たとえば、今日の夕飯のときに「ゆっくり話を聞く」でもいいし、朝の支度のときに「選択肢を2つだけ渡す」でもいいんです。 小さいことでOK。 療育は「通わせること」がゴールじゃなくて、「家庭でも少しずつつなげていくこと」が力になります。 もちろん、全部やらなきゃいけないわけじゃありません。 でも、「親も一緒に育っていくんだなあ」という視点を持つだけで、見える景色はけっこう変わってきます。 だからこそ、安心して、焦らず、そしてちょっとだけ前向きに。 そんな感じでやっていけたらいいのでは、と思っています。 がんばりすぎず、やっていきましょう。

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ご家庭でできるHOW TO
25/11/05 06:47 公開

療育の数を増やす前に、大切にしてほしいこと

こんにちは! FCCキッズ東船橋 心理士の香川です。 今日は「療育に通うことにおいて、本当に大切なことって何だろう?」というテーマで個人的に思っていることを書いてみたいと思います。 「できるだけ多くの療育を受けたほうがいいんじゃないか?」とか、「たくさん通えば通うほど成果が出るんじゃ?」みたいに思う保護者の方も少なくないと思います。 もちろん、気持ちはすごくわかります。 目の前のお子さんにとってベストな支援を受けたい。 少しでもできることが増えて、困りごとが減ってくれたら。 そう思うからこその行動だと思っています。 ただ、現場でたくさんの親御さんを見てきた中で感じるのは、『複数の療育を掛け持ちしすぎて、むしろお子さんが混乱してしまうケースもある』ということです。 療育の数を増やすことで、時間的にも体力的にも余裕がなくなってしまったり、それぞれの支援者と浅く広くの関係になってしまったり。 結果として、親御さんもお子さんも疲弊してしまうんですね。 とはいえ、療育の『数が多いこと自体』が悪いわけではありません。 ただ、「この人達と一緒に子どもを見ていきたい」と思えるような信頼関係がスタッフと築けるかどうかが、実はすごく大事なんじゃないかなと思っています。 なぜなら、療育は単なる“トレーニング”ではなく、“一緒に育っていくプロセス”でもあるからです。 お子さんにとっても、親御さんにとっても、「安心して通える場所」が一つでもあると、ぐっと気持ちが安定します。 『どこに通うか』より『誰と歩むか』 場所や内容を選ぶことももちろん大事ですが、もっと大事なのは『誰と一緒に歩むか』だと思います。 スタッフとの関係が継続的に続くことで、お子さんのちょっとした変化にも気づけたり、親御さん自身も悩みを相談しやすくなったりします。 つまり、療育の支援の質って 「どれだけ続けられるか」 「どれだけ信頼できるか」 が土台になると感じています。 たくさん通うことよりも、「この人たちと一緒にやっていきたいな」と思える関係性を少しずつ一緒に育てていく方が、長い目で見たときにぐっと療育の効果が出てくることが多いと個人的に思っています。 もしよろしかったら、FCCキッズ東船橋の私たちとそんな信頼関係を築いていきませんか?

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ご家庭でできるHOW TO
25/11/01 23:59 公開
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