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児童発達支援・放課後等デイサービス はぴむす 矢部教室のブログ一覧

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早期療育が大切な3つの理由

つぶやき&コラム
皆様、この記事を読んでくださっている方は、支援者の方か、利用を検討されている方ではないかと思います。

私は、児童発達支援は4年弱、放課後等デイサービスは大学生からも含めると9年間務めておりました。

その中で感じたこと、大学と大学院で学んだことを踏まえ考えたことをお伝えできればと思い、こちらに書かせていただきます。


それは、是非早いうちから療育を受けていただきたいということです。

理由はこの3つです。
1.小学生の高学年では、ほとんど考え方や言動が固まっているから
2.小さい時ほど、脳の発達に柔軟性があるから
3.失敗を積む可能性が高いから


1つずつ説明させていただきます。


1.『小学生の高学年では、ほとんど考え方や言動が固まっているから』
例えば、小さいころに大きな声を出すことで、自分のやりたくないことを回避できたとします。
すると、大きくなってからも基本的に『大きな声を出すこと』=『拒否』と学習しているため
大きな声を出して、拒否します。
それを周りの大人が、無くそうと関わりを持とうとすると、今度は子どもがさらに大きな声や、危ない行動をとり始め、大人が根負けし、子どもの行動が激化します。

つまり、小さいときはまだ目立っていなかった行動が、大きくなるにつれ、顕著に止めにくく現れてしまうのです。


2.『小さい時ほど、脳の発達に柔軟性があるから』
小さい時ほど脳の発達は柔軟に急激に成長していきます。
赤ちゃんがどんどん色々なことができるようになるのはそのためですね。
しかし、大人になった私たちにそこまで急激な変化は望めません。

言いたいことは、早ければ早いほど脳の発達に影響を与えられ、遅ければ遅いほど脳の発達を促すことが難しくなるということです。


3.『失敗を積む可能性が高いから』
これが最も重要だと考えている理由です。
発達障がいの子は、不注意や衝動性、こだわりなどにより、失敗を積む経験が圧倒的に多いです。

失敗が多くなると、自己肯定感や自己効力感が低くなってしまうため、新しいことや苦手なことにチャレンジすることが難しくなります。


これらの理由から
早期に療育にかかることで
・将来困る行動を増長させなかったり、減らしたりできる
・脳的に苦手なことも、少しずつできるようになる
・失敗しても大丈夫という環境の中で、チャレンジする力が身につく

上記以外にも様々なメリットを体感できるはずです。

この話は、当事業所を利用してほしいという話ではなく、全国どこの方でも当てはまり、実践してほしいことです。

もちろん、利用するためには受給者証を申請しなければならないので、事務的なハードルや、心理的なハードルがたくさんあることも承知しております。
ですので、強要することはできませんが、お子様の将来のためにも是非ご検討いただけることを切に願っています。

よろしくお願いいたします。
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