～「トンネルがないね？」から
始まった素敵なひらめき～

AN’sあいでは、子どもたちが
日々さまざまな遊びを通して、
自分の思いや考えを表現できるような
時間を大切にしています。

この日は、人気の木製レールと電車を
使った自由遊びの時間。
それぞれが思い思いにレールをつなげ、
電車を走らせながら楽しんでいました🚆

そんな中、ある子の「トンネルがないね？」という
一言から、遊びの流れがぐっと変化しました。
「じゃあ、トンネル作ってみよう！」
そう口にした子が、積み木を手に取り、
さっそくレールの上に並べていきます。

まわりで遊んでいた子どもたちも、次第に集まり始め、トンネルづくりが始まりました。

「こっちにブロックを置いたらいいかも」
「電車が通れるように広くしてみよう」
「もっと高くしたら面白いかな？」

最初は思い通りにいかなかったり、
崩れてしまったりする場面もありましたが、
そのたびに声を掛け合い、何度も作り直しながら
挑戦を続ける姿が見られました✨

完成したトンネルに電車が無事に通った瞬間、
「やったー！開通した！」と嬉しそうな声が
響きます。

この経験の中には、実にたくさんの学びが
詰まっています。
• 「ないものをどう補うか」と考える発想力
• 空間を意識しながら形を整える構成力
• 周囲と協力するコミュニケーション
• 何度も試す中で育まれる粘り強さと集中力

何気ない日常の中で、子どもたちは自ら学び、
成長しています。
遊びを通して生まれた“気づき”を大切にしながら、
これからも「やってみたい！」という
気持ちを尊重し、
サポートしていきたいと思います🍀