児童発達支援事業所

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脳の可塑性について

〜『脳の可塑性』の話〜


「何度言っても姿勢が崩れる」「不器用さが目立つ」
そんな我が子の姿を見て、「この子はずっとこのままなの?」と不安になることもあるかもしれません。
そこで「脳の可塑性(かそせい)」についてお話しさせて下さい。

子どもの脳には「可塑性(かそせい)」という素晴らしい力が備わっています。
可塑性とは、適切な刺激を体を通して脳に与えることで、脳の神経ネットワークが新しく書き換えられ、成長し続ける力のことです。


神経発達症のお子さんは、前庭感覚(揺れ・傾き)や固有受容感覚(力の加減)の情報の通り道が、少し「渋滞」している状態です。
しかし、脳が柔軟な時期に、遊びを通じて「心地よい刺激」を繰り返し入力すると、脳はその刺激を処理するための新しいバイパス道路(神経回路)を作り始めます。これが、理学療法士が「遊び」を大切にする一番の理由です。脳の回路は作り直せるという事です。

特に児童発達支援に通う未就学児期は、脳のネットワークが爆発的に作られる時期です。. 「今」が一番のゴールデンタイム。0歳〜6歳頃までは、運動を通じて脳の基礎をインストールする期間であり、体やコミュニケーション、社会生活などの土台作りにとても大切な時期です。

また脳は「楽しい!」「もっとやりたい!」と感じる時に最も活性化し、新しい回路がつながりやすくなります。
「訓練」ではなく「遊び」の中で体を動かすことが、実は一番の近道だと考えます。


ゴールデンタイムはありますが、脳の可塑性は一生失われません。もう遅い、なんてことはないのです。
少しずつでも「自分の体をコントロールできた!」という成功体験を積み重ねることで、何歳からでも体幹は安定し、動作はスムーズになっていきますよ。


はぐみのおうちでは、ハイハイやジャンプ、バランス遊びを大切にしています。
これらはすべて、お子さんの脳の中に「一生モノの神経回路」を作るための種まきです。
私たちは「未来の種まき」をしています
すぐに結果が見えなくても大丈夫。脳の中では着実に、新しい道路が開通し始めています。焦らず、一緒にその成長を見守って頂けたらな、と思います。


療育センターエコルド はぐみのおうち
理学療法士 内山明奈
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