児童発達支援事業所

療育センターエコルド はぐみのおうち かすがいのブログ一覧

  • 空きあり
  • 送迎あり
お子さまに合った施設か、気軽に相談してみましょう
空き情報の確認や見学予約も受付中♪
電話で聞く場合はこちら:050-1809-5467
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
施設ブログのアイコン

ブログ一覧

(124件)
NEW

一緒に働く仲間を募集しています!

おかげさまで、現在大変多くの利用者様にご愛顧いただいており、子どもたち一人ひとりとより深く、丁寧に向き合っていくために、新たな仲間を募集することとなりました。 私たちは、単に「預かる」場所ではなく、今日お話ししたような身体のメカニズムや脳科学のエビデンスに基づいた療育を何よりも大切にしています。そのため、以下のような専門的な資格やバックグラウンドをお持ちの方の力を必要としています。 保育士・幼稚園教諭:子どもの発達段階を理解し、日常の遊びや関わりから成長を促せる方。 理学療法士(PT)・作業療法士(OT):姿勢や動き、粗大・微細運動の分析と、身体の根っこからのアプローチに強みをお持ちの方。 公認心理師・臨床心理士:子どもたちの心の動き、感覚統合の特性、そして保護者様への心理的サポートに専門性をお持ちの方。 大学または大学院で心理学を修了された方:心理学の知見を、実際の療育現場で活かし、探求したい方。 「まだ経験が浅くて不安……」という方も、ご安心ください。 エコルドでは、私のような理学療法士をはじめ、異なる専門性を持つスタッフがチームとなり、日々の療育についてエビデンスを元にディスカッションし、共に学び合う文化があります。あなたの専門性を、子どもたちの「できた!」の笑顔に変える場所が、ここにあります。 また、現在上記の資格取得を目指して勉強中の学生の皆さん。 教科書で学ぶ理論が、実際の療育現場でどのように子どもたちの身体や心の変化に繋がるのか、その「生きた学び」を、エコルドで一緒に体感してみませんか?アルバイトやインターンシップからのスタートも大歓迎です。   子どもたちの無限の可能性を信じ、身体の土台から人生を豊かにするサポートをしたい。そんな熱い想いをお持ちのあなたと、一緒に働ける日を楽しみにしています。 求人の詳細やご応募、ご見学については随時受け付けております。 【電話でのお問い合わせ】08077715414 【メール】hagumi@ucpg.net より、お気軽にご連絡ください。まずは見学だけ、という方も歓迎です! 療育センターエコルドはぐみのおうち かすがい 理学療法士 内山 隆範

療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい/一緒に働く仲間を募集しています!
スタッフ募集
26/06/17 09:36 公開
NEW

「すぐにゴロゴロする、姿勢が保てない」…

こんにちは。 療育センターエコルドはぐみのおうち かすがいで、理学療法士 内山隆範です。 6月も後半に入り、むしむしとした暑さや梅雨特有の重い空気を感じる日が増えてきましたね。この時期、おうちの中や園での様子を見ていて、お母さん、お父さんからこんなご相談をよくいただくようになります。 「椅子に座っても、すぐに背中が丸まってぐにゃぐにゃしてしまう」 「ご飯を食べているとき、机に肘をついたり、すぐ床にゴロゴロ寝転がったりしてだらしない」 「『ちゃんとシャキッと座りなさい!』と毎日何回も注意するのに、全然直らなくてイライラする」 日々の療育の現場でも、そして我が家の子育て(我が子も油断すると床と一体化しています!)の中でも、この「姿勢の保持が苦手ですぐゴロゴロしてしまう姿」は、本当に身近な光景です。 食事中や宿題中に何度も姿勢が崩れる我が子を見ると、親としては「やる気がない」「態度が悪い」と感じて、ついカッとなってしまいますよね。「小学校に入ってから授業中ちゃんと座っていられるのかな……」と、将来への不安から夜な夜なため息をついてしまうお母さんのお気持ち、本当に本当によく分かります。 「シャキッと座りなさい!」 そう言ってその瞬間は背筋を伸ばすけれど、1分後にはまた机に突っ伏している。そんな我が子を見て疲弊していませんか? 理学療法士として、そして同じ子育てに奮闘する親として、まず一番に大切な事実をお伝えさせてください。 お子さまがすぐにゴロゴロしてしまうのは、決して「だらしない性格」や「やる気のなさ」のせいではありません。 これには、筋肉の張り具合や脳のセンサーの働きによる、明確なエビデンス(医学的根拠)が存在します。いくら口頭で注意しても直らないのには、身体のメカニズムに理由があるのです。 なぜ、まっすぐな「姿勢」を保ち続けるのがそんなに難しいのか? 大人の目には「サボっている」ように見えますが、お子さまの身体の中では、「まっすぐ座っているだけで、まるでフルマラソンを走っているような疲労感」と戦っています。 ① 筋肉の「張り(張力)」が生まれつき控えめ(低緊張:ていきんちょう) 発達に凸凹のあるお子さまの中には、生まれつき筋肉の「ハリ(張り具合)」が弱く、身体が柔らかい特性(低緊張)を持つ子がいます。 これは筋力(パワー)が無いというよりは、「無意識のうちに姿勢をシャキッと保ち続けるための、筋肉の自動ブレーキ(ベースの張力)」が弱いため、普通に座っているだけで人一倍エネルギーを消費してしまい、すぐに疲れてしまうのです。だからこそ、床にゴロゴロ寝転がって「重力から解放されたい!」と、身体が本能的に休息を求めています。 ② 自分の身体の「位置や力」が脳に届きにくい(固有受容覚の未熟さ) 理学療法士が姿勢を分析するとき、最も注目するのが「固有受容覚(こゆうじゅようかく)」という筋肉や関節で感じるセンサーです。 このセンサーの働きが少しゆっくりなお子さまは、じっと座っていると「今、自分の背中がどれくらい曲がっているか」「どこに力が入っているか」の感覚が脳にうまく届きません。 そのため、あえて机に強く肘をついたり、床にゴロゴロして全身に床の硬さを感じさせたりすることで、脳に『今、ここにこういう姿勢でいるよ!』と刺激を送って安心しようとしているのです。 今日からおうちで即実践!だらだらゴロゴロを減らす工夫 「ちゃんと座りなさい」と叱ることは、エネルギー切れを起こしているお子さまにとっては「もっと走れ!」とムチを打つのと同じで、自己肯定感を下げる原因になります。 叱るのを一度お休みして、今日からおうちで以下のアプローチを試してみてください。 1. 足の裏をしっかり床に「ペタッ」と着ける環境作り 姿勢を保つための大原則は「足の裏の踏ん張り」です。お子さまが椅子に座ったとき、足がぶらぶら浮いていませんか?足が浮いていると、低緊張のお子さまの体幹は一瞬で崩れます。椅子の下に台を置くなどして、足の裏がしっかりペタッと着く環境を作ってあげるだけで、骨格が安定し、無駄な疲れを大幅に減らすことができます。 2. あえて「ゴロゴロしながらできる運動」を取り入れる 「ゴロゴロしちゃダメ」と禁止するのではなく、それを逆手に取った遊びにしてしまいましょう。おうちの床で、仰向けになって自転車こぎの運動をしたり、うつ伏せになって飛行機のポーズ(両手両足を床から浮かせる)を10秒間キープする遊びをしてみてください。これらは、低緊張のお子さまが最も苦手とする「身体の背面の筋肉(抗重力筋)」をダイナミックに鍛えることができます。 3. バランスボールやクッションで「あえて揺らす」 じっと静止して座るのが苦手なら、おうちの椅子の代わりにバランスボールを使ってみたり、座面に少し不安定なクッション(骨盤サポートクッションなど)を敷いてみたりしてください。「少し揺れる環境」にあえて置かれることで、脳のセンサーが刺激され、倒れまいとして無意識に体幹のインナーマッスルに「シャキッとしなさい」と正しい指令を出すようになります。 専門家(療育)に相談を考えてほしいサイン 成長とともに体幹は育っていきますが、以下のような状態が見られる場合は、これからの学習面や運動面に大きく影響を及ぼす可能性があるため、専門的なアプローチが必要です。  椅子に座っていると、1分も持たずにすぐにグニャリと崩れる、または椅子からずり落ちてしまう。 体幹の弱さのせいで、手元がガチガチに緊張してしまい、鉛筆やハサミなどの手先を使う作業に強い拒否感や癇癪がある。 日常生活の中で、歩いていてもすぐに「疲れた」「抱っこ」と言って座り込んでしまい、外遊びを楽しめない。 このようなときは、ご家庭だけで無理に筋トレをさせようとせず、私たち専門家を頼ってください。 エコルドはぐみのおうちでは、理学療法士としての知見をフルに活かし、ただ「座る練習」をするのではなく、遊びの中で自然に体幹を育てるアプローチをしています。粗大運動(全身運動)を通じて、脳のセンサーを満たしながら、姿勢を保つための「根っこの筋肉」を無理なく強くしていきます。 学校や園から帰ってきて、おうちの床にすぐゴロゴロ寝転がっている我が子を見ると、がっかりしてしまうお気持ち、本当によく分かります。「外でがんばって、もうエネルギーが空っぽなんだな」と、 まずはそのがんばりを受け止めてあげてください。 「うちの子の姿勢の崩れ、どうにかしてあげたいな」と思われた時は、いつでもエコルドはぐみのおうちへお気軽にご相談ください。専門家として、全力でお子さまと保護者様に寄り添わせていただきます。 【求人のお知らせ】一緒に働く仲間を募集しています! そして最後に、エコルドから大切なお知らせがございます。 おかげさまで、現在大変多くの利用者様にご愛顧いただいており、子どもたち一人ひとりとより深く、丁寧に向き合っていくために、新たな仲間を募集することとなりました。 私たちは、単に「預かる」場所ではなく、今日お話ししたような身体のメカニズムや脳科学のエビデンスに基づいた療育を何よりも大切にしています。そのため、以下のような専門的な資格やバックグラウンドをお持ちの方の力を必要としています。 保育士・幼稚園教諭:子どもの発達段階を理解し、日常の遊びや関わりから成長を促せる方。 理学療法士(PT)・作業療法士(OT):姿勢や動き、粗大・微細運動の分析と、身体の根っこからのアプローチに強みをお持ちの方。 公認心理師・臨床心理士:子どもたちの心の動き、感覚統合の特性、そして保護者様への心理的サポートに専門性をお持ちの方。 大学または大学院で心理学を修了された方:心理学の知見を、実際の療育現場で活かし、探求したい方。 「まだ経験が浅くて不安……」という方も、ご安心ください。 エコルドでは、私のような理学療法士をはじめ、異なる専門性を持つスタッフがチームとなり、日々の療育についてエビデンスを元にディスカッションし、共に学び合う文化があります。あなたの専門性を、子どもたちの「できた!」の笑顔に変える場所が、ここにあります。 また、現在上記の資格取得を目指して勉強中の学生の皆さん。 教科書で学ぶ理論が、実際の療育現場でどのように子どもたちの身体や心の変化に繋がるのか、その「生きた学び」を、エコルドで一緒に体感してみませんか?アルバイトやインターンシップからのスタートも大歓迎です。   子どもたちの無限の可能性を信じ、身体の土台から人生を豊かにするサポートをしたい。そんな熱い想いをお持ちのあなたと、一緒に働ける日を楽しみにしています。 求人の詳細やご応募、ご見学については随時受け付けております。 ページ内の【電話でのお問い合わせ】または【問い合わせフォーム】より、お気軽にご連絡ください。まずは見学だけ、という方も歓迎です! 療育センターエコルドはぐみのおうち かすがい 理学療法士 内山 隆範

療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい/「すぐにゴロゴロする、姿勢が保てない」…
その他のイベント
26/06/17 09:30 公開
NEW

「爪噛み」や「服の袖を噛む」クセについて

こんにちは。 療育センターエコルドはぐみのおうち かすがいで、理学療法士 内山隆範です。 6月も半ばを過ぎ、いよいよ本格的な梅雨空が続くようになってきました。 低気圧やジメジメとした空気のせいか、子どもたちもどこか落ち着かなかったり、おうちで過ごす時間が長くなってイライラが溜まりやすい時期です。 そんな日常の中で、お母さん、お父さんから最近よくいただく「あるお悩み」があります。 「気づくと、いつも爪を噛んだり指をしゃぶったりしている」 「着ている服の袖や、お気に入りのおもちゃをガリガリ噛んで、ベタベタにしてしまう」 「やめさせようと注意しても、怒ると余計に隠れて噛むようになってしまって…」 実は、日々の療育の現場でも、そして我が家の子育て(我が子も何かしら口に入れている時期がありました!)の中でも、この「口にモノを入れて噛むクセ」は本当によく目にする光景です。 爪がボロボロになるまで噛んでいたり、服の襟元がヨレヨレになるまで吸っていたりする姿を見ると、親としては「みっともないからやめさせなきゃ」と焦りますよね。周囲から「愛情不足なんじゃない?」とか「何か強いストレスを抱えているのでは?」なんて言われてしまうと、「私の関わり方が悪いのかな……」と、胸を痛めて自分を責めてしまうお母さんのお気持ち、本当に本当によく分かります。 「めっ!噛まないの!」 そう言って子どもの手を口から離しても、1分後にはまた無意識に噛んでいる。そんな我が子を見てため息をついていませんか? 理学療法士として、そして同じ子育てに奮闘する親として、まず一番にお伝えさせてください。 お子さまがモノを噛むのは、決して「愛情不足」や「単なるわがままな癖」ではありません。 これには、脳の感覚の欲求を満たそうとする、明確なエビデンス(医学的根拠)が存在します。無理にやめさせようとしても、なかなか直らないのには理由があるのです。 なぜ、いろいろなモノを「噛んで」しまうのか?2つの医学的理由 大人の目には「直すべき悪い癖」に見えますが、お子さまの脳と身体にとっては、「自分を落ち着かせるための大切な自己防衛」です。 ① 口の中の感覚の欲求が強い(固有受容覚・触覚の未満たし) 口の周りや口の中(唇、舌、歯茎、顎の関節)は、全身の中でも特に感覚センサーが敏感に集まっている場所です。 発達に凸凹のあるお子さまの中には、この口の周りで感じる「噛む・吸う」という感覚(固有受容覚や触覚)の欲求が、人一倍強い子がいます。 顎をしっかりと動かしてモノを噛むことで、脳に心地よい刺激を送り、**「足りない感覚を必死にチャージして、自分の脳をスッキリと覚醒させよう」**としているのです。 ② 不安や興奮を静めるための「心のブレーキ」(自己調整機能) 梅雨時期の気圧の変化や、園や学校での集団生活による疲れなど、子どもたちは言葉にできないストレスや不安を常に感じています。 脳が「不安だな」「イライラするな」とパニックになりそうになったとき、何かを噛んで顎に強い圧迫刺激を入れることで、自律神経の興奮を鎮め、自分の心を必死に「安心モード」にリセットしようとしています。赤ちゃんが指を吸って安心するのと同じ、脳の仕組みによる行動なのです。 今日からおうちで即実践!口の寂しさを正しく満たす実用アプローチ 「噛んじゃダメ!」と力ずくで止めたり、叱ったりすることは、お子さまから「心を落ち着かせる唯一のブレーキ」を奪ってしまうことになるため、不安が余計に強くなって逆効果になります。 叱るのを一度お休みして、今日からおうちで以下の3つのアプローチを試してみてください。 アプローチ1:噛みごたえのある「食事・おやつ」を提案する 口の感覚を満たすために、普段の食事やおやつに「しっかり噛むメニュー」を意識して取り入れてみてください。 グミや干し芋、スルメ、大きめに切った根菜類など、顎の筋肉をしっかり使って「ガリガリ」「モグモグ」と噛む食品をあえて用意します。おやつタイムに口のセンサーをたっぷり満足させてあげることで、普段の爪噛みや服を噛む頻度が自然と減っていくエビデンスがあります。 アプローチ2:代わりの「噛んでもいい安全なモノ」を用意する 爪や服を噛むと、衛生面や怪我が心配ですよね。それなら、「噛んじゃダメ」ではなく「こっちならいくら噛んでもいいよ」と代替品を渡してあげましょう。 シリコン製の歯固めや、ネックレスのようにつけられる医療用のチューイングトイ(カミカミおもちゃ)が市販されています。「服はバイバイだけど、これをカミカミしようね」と伝えることで、お子さまも否定されたと感じず、安心して感覚を満たすことができます。 アプローチ3:遊びの中で「口周りの筋肉」をしっかり使う 食事以外の時間で、シャボン玉を力いっぱい吹く、ストローを使ってコップの水でブクブク泡立て遊びをする、風車を回すなど、「口の形を意識して息を強く吐き出す遊び」をしてみてください。 こうして遊びの中で口周り(口腔機能)に正しい刺激を入れてあげると、脳の感覚が整理され、無意識の爪噛みが出にくくなります。 専門家(療育)に相談を考えてほしいサイン 多くの場合は、感覚が満たされたり成長とともに心が安定してきたりすると自然に減っていきますが、以下のような状態が見られる場合は、専門的なアプローチが必要です。 爪を噛みすぎて深爪になり、日常的に出血していたり、指の皮がめくれて炎症を起こして痛がっている。 お友達のものや、園の設備(机や鉛筆など)まで手当たり次第に噛んでしまい、集団生活でトラブルになっている。 噛む行為を注意されると、激しい癇癪を起こしたり、自分の頭を叩くなどの自傷行為に発展してしまう。 このようなときは、ご家庭だけで抱え込まず、私たち専門家を頼ってください。 エコルドはぐみのおうちでは、私の理学療法士としての知見を活かし、ただ「噛むのをやめさせる」のではなく、お子さまの脳のストレスや感覚の凸凹に寄り添ったプログラムを行っています。 実は、重いブロックを運ぶ、トランポリンで跳ぶ、スタッフと力比べをするなど、「全身の筋肉や関節をダイナミックに使う運動(粗大運動)」を行うと、脳の感覚が総合的に満たされ、口元に集中していた過剰な欲求がスッと落ち着くという大きな効果があります。身体の根っこからアプローチすることで、無理なく行動が切り替わっていきます。 焦らなくて大丈夫。その「カミカミ」はお子さまのSOSです 我が子が爪を噛んでいたり、服をボロボロにしている姿を毎日見ていると、お母さん自身も心がすり減ってしまいますよね。「私の愛情が足りないの?」なんて、絶対に自分を責めないでください。私も親ですから、我が子の気になるクセに「どうして直らないの?」と焦ってしまう気持ちは本当によく分かります。 でも、お子さまは決して悪いことをしているわけではなく、自分の脳と心のバランスを一生懸命保とうとして、その不器用な方法をとっているのです。 焦って無理にやめさせるのではなく、まずは「今、心が不安なのかな?」「感覚を満たしたいのかな?」と優しく見守りながら、一緒に安心できる環境を作っていきましょう。 「この爪噛み、どう対応してあげたらいい?」と迷われた時は、いつでもエコルドはぐみのおうちへお気軽にご相談ください。専門家として、そして同じ子育ての伴走者として、全力でお子さまと保護者様に寄り添わせていただきます。 ご相談、ご見学は随時受け付けております。 ページ内の【電話でのお問い合わせ】または【問い合わせフォーム】より、お気軽にご連絡ください。 療育センターエコルドはぐみのおうち かすがい 理学療法士 内山 隆範

療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい/「爪噛み」や「服の袖を噛む」クセについて
その他のイベント
26/06/16 09:29 公開
NEW

「つま先立ち」で歩く子どもたち。脳と身体の不思議なメカニズム

こんにちは! 療育センターエコルドはぐみのおうち かすがいで、理学療法士をしています、内山隆範です。 突然ですが、日常のちょっとした瞬間に、我が子が「バレリーナのようにつま先だけでトコトコ歩いている姿」を見かけたことはありませんか? 家の中で廊下を渡るとき。 嬉しいことがあってテンションが上がったとき。 あるいは、靴下を脱いだ瞬間に、なぜかつま先立ちになっている。 実は、日々の療育の現場でも、そして我が家の子育て(私も絶賛、試行錯誤の子育て中です!)の中でも、この「つま先歩き」は本当によく目にする光景です。 これ、最初は「おもしろい歩き方をしてるな」と微笑ましく見ていられても、毎日続くと心配になりますよね。 園の先生から「集団行動のときも、よくつま先立ちで歩いていますよ」なんて言われると、「足の骨がおかしいのかな?」「自閉症のサインってネットで見たけど、どうなんだろう…」と、夜な夜なスマホで検索しては不安を募らせてしまうお母さん、お父さんのお気持ち、本当に本当によく分かります。 「ちゃんと足の裏をペタッとつけて歩きなさい!」 そう何度も注意して、その瞬間は直るけれど、3歩歩いたらまたカカトが浮いている我が子を見て、ため息をついていませんか? 理学療法士として、そして同じ子育てに奮闘する親として、まずこれだけは声を大にしてお伝えさせてください。 お子さまがつま先立ちをするのは、「ふざけている」わけでも「ただの頑固な癖」でもありません。 これには、脳の感覚処理と身体の骨格メカニズムによる、明確な医学的根拠が存在します。そのため、本人の意識や注意だけで直るものではないのです。 なぜ、カカトを浮かせて歩いてしまうのか?2つの医学的理由 大人の目には「おかしな歩き方」に見えますが、お子さまの脳と身体にとっては、「そうせざるを得ない、ちゃんとした理由」があります。 ① 「足の裏の感覚」が過剰に響いている(感覚過敏) 発達に凸凹のあるお子さまは、足の裏の触覚(皮膚の感覚)が非常に敏感なケースがあります。 大人にとっては何でもない「フローリングの冷たさ」「絨毯のチクチク感」「靴下の中の縫い目」が、脳内では「痛い!」「不快で耐えられない!」という危険信号に変換されてしまっているのです。そのため、本能的に「足の裏の接地面積をできるだけ小さくして、不快な刺激から逃げよう」とした結果が、つま先立ちです。 ② 脳の「揺れ・傾きを感じるセンサー」が未熟(前庭覚の低反応) 理学療法士として身体を分析するときに最も重視するのが、耳の奥にある「前庭覚(ぜんていかく)」というセンサーです。これは、自分の身体がどれくらい傾いているか、揺れているかを察知する大切な感覚です。 このセンサーの働きが少しゆっくりなお子さまは、カカトを地面につけて普通に歩くだけでは、「自分が今、どういう姿勢で立っているのか」の感覚(情報)が脳にうまく届きません。 そこで、あえてつま先立ちになり、ふくらはぎの筋肉をガチッと緊張させて関節を固定することで、脳に『今、ここに立っているよ!』と強い刺激を送って安心しようとしているのです。 今日からおうちで即実践!カカトをペタッと着けるための実用アプローチ 「カカトを着けなさい」と口頭で注意することは、脳のセンサーが過敏だったり未熟だったりするお子さまにとっては、「無理難題」を突きつけられているのと同じです。 叱るのを一度お休みして、今日からおうちで以下の3つのアプローチを試してみてください。 アプローチ1:ふくらはぎの「じわ〜っとマッサージ&ストレッチ」 つま先立ちが多い子は、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)が常に緊張して硬くなっています。 お風呂上がりや寝る前に、お母さんやお父さんが優しく「じわ〜っ」とお餅を伸ばすように、足首を手前(すねの方向)に優しく曲げて、ふくらはぎをストレッチしてあげてください。また、ふくらはぎの筋肉を心地よく包み込むようにギュッギュッと圧迫してあげるのも効果的です。 皮膚をサワサワ擦るのではなく、筋肉を奥まで心地よく圧迫する刺激(固有受容覚)は、脳の警戒モードを解き、過敏さを和らげる効果がリハビリや療育の現場でも広く認められています。 アプローチ2:おうちの中で「あえて靴下や室内シューズを履く」 床の触覚過敏が原因の場合、思い切って裸足をやめてみましょう。 お子さまがお気に入りのキャラクターの靴下を履かせたり、底が柔らかい室内用のスリッパ・シューズを履かせてみてください。足の裏に直接入る環境の刺激を「遮断」してあげるだけで、嘘のようにカカトを着けて歩けるようになる子がたくさんいます。 アプローチ3:カカトを「ドン!」と刺激する遊び 脳に「カカトの存在」を教えてあげる遊びが効果的です。 お布団の上でジャンプする、高いところから着地するときに両足で「ドン!」と音を鳴らす、ペンギンの真似をしてカカトだけで歩くゲームをする。 こうしてカカトの骨(踵骨)にダイナミックな衝撃(固有受容覚)を入れてあげると、脳のセンサーが満足し、普段の歩行でも自然とカカトが地面に降りやすくなります。 専門家(療育)に相談を考えてほしいタイミング つま先歩き(医学的には「特発性つま先歩き」などと呼ばれます)は成長とともに自然と減っていくことも多いですが、以下のような状態が見られる場合は、骨格の変形(尖足:せんそく)や強い生きづらさに繋がる可能性があるため、専門的なアプローチが必要です。 立ち止まっているときや、寝ているとき(足の力を抜いているとき)でも、足首が硬くて手でカカトを上に曲げようとしても90度以上曲がらない。 つま先立ちで歩くせいで、頻繁にバランスを崩して転倒し、怪我を繰り返している。 「歩き方がおかしい」と周囲から指摘されることで、本人が歩くことやお出かけ自体を嫌がるようになってしまった。 このようなときは、ご家庭だけで悩まず、私たち専門家を頼ってください。 エコルドはぐみのおうちでの取り組み エコルドはぐみのおうちでは、私の理学療法士としての知見をフルに活かし、ただ「歩き方を直す訓練」ではなく、お子さまが楽しんで取り組める運動プログラムを提供しています。 例えば、傾斜のある坂道を登る、重い荷物を乗せたワゴンを力一杯押して進む、トランポリンで着地をコントロールする。 これらの遊びを通じて、ふくらはぎの筋肉を自然に伸ばし、脳の「前庭覚」や「固有受容覚」を正しいルートで満たしていきます。土台となる脳の感覚処理が整えば、身体への指令は自然と書き換えられ、カカトはしっかりと地面に着くようになっていきます。 焦らなくて大丈夫。一歩ずつ、足の裏で世界を感じていこう 我が子の歩き方が周りと少し違うだけで、お出かけするのも周りの目が気になって、心がすり減ってしまうお気持ち、本当によく分かります。私も親ですから、我が子の「えっ?」と思う行動に一喜一憂してしまう気持ちは全く同じです。 でも、お子さまは決してふざけているわけではなく、自分の脳と身体のバランスを保つために、今できる精一杯の歩き方をしているのです。 焦って無理やりカカトを押し付ける必要はありません。おうちでの小さな工夫と、私たちの専門的なアプローチを組み合わせながら、お子さまが「足の裏全体で地面を踏みしめる安心感」を、少しずつ育てていきましょう。 「うちの子の歩き方、ちょっと気になるな…」と思われた時は、いつでもエコルドはぐみのおうちへお気軽にご相談ください。専門家として、位置、そして同じ子育ての伴走者として、全力でお子さまと保護者様に寄り添わせていただきます。 ご相談、ご見学は随時受け付けております。 ページ内の【電話でのお問い合わせ】または【問い合わせフォーム】より、お気軽にご連絡ください。 療育センターエコルドはぐみのおうち かすがいが 理学療法士 内山 隆範

療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい/「つま先立ち」で歩く子どもたち。脳と身体の不思議なメカニズム
その他のイベント
26/06/12 08:33 公開
電話で聞く場合はこちら:050-1809-5467
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
チェックアイコン

この施設を見ている人におすすめの施設です
まとめて問い合わせしましょう

【無料】発達ナビ会員登録して便利にサービス利用!
会員登録するとこんなに便利!
  1. 気になる施設を自分だけのリストに保存
  2. 問い合わせ時に一部情報入力が不要
  3. 送迎有無などのこだわり条件を保存
  4. コラムやQ&Aが読み放題
無料会員になる
24時間以内に
58人が見ています!
電話で聞く場合はこちら 050-1809-5467

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。