〜低緊張のお子さんに多い歩き方の特徴について〜
先日、低緊張(筋肉の張りが弱い状態)についてのお話をしましたが、今回は低緊張による歩き方の特徴についてお話しします。
低緊張のお子さんは脳からの指令でもともと筋肉が緩んでいるため、全身の筋肉の力を発揮できないため不安定な歩き方をします。
本人は一生懸命バランスをとろうとしている結果なのですが、はた目には少しフラフラしたり、独特なリズムに見えたりするのが特徴です。
特徴1、左右の足の間隔を広く取って歩きます。支持基底面を広げることで、グラグラする体を支えようとします。
特徴2、お腹周りの筋力が弱いため、一歩踏み出すごとに上半身が左右に大きく揺れたり(トレンデレンブルグ歩行と言います。)、背中が反り返ったりすることがあります。
特徴3、足を持ち上げる筋力が不足しているため地面をこするように歩く、あるいはペタペタと足音をたてて歩くことが多いです。
低緊張の方は関節の可動域が広い(体が柔らかい)ことが多く、安定させるために「関節をロック」させる傾向があり、以前にもお話しした反張膝(はんちょうしつ)と言って、膝をピンと後ろに反らせすぎて突っ張るように歩きます。
また土踏まずが潰れ、足首が内側に倒れ込む「扁平足(へんぺいそく)」が見られやすく、それによって歩き方が不安定になります。
これらが原因で効率の悪い歩き方になるため、低緊張のお子さんは短距離でも「抱っこ」をせがんだり、座り込んだりと疲れやすい特徴があります。
〜お家でできる対策〜
これは先日の反張膝(はんちょうしつ)のお話しの時にもあげましたが、
①スリッポンではなく紐や太めのベルト(マジックテープ)で足の甲をしっかり締められる靴や、足首がしっかり固定されるハイカットの靴がおすすめです。
②インソール(中敷き)を活用すると、歩行の安定感が増すことがあります。
(反張膝の回でお話ししてますので、良かったらそちらも参照してみて下さいね。)
③体幹を鍛える遊び、例えば、お布団を丸めてハイハイで山登りをしたり、片足立ち何秒できるかな?と競い合ったり、ブランコも自分で漕ぐ動作は体幹を使いますよ。
お子様にとって難しすぎない楽しいと思える遊びを取り入れていきましょう。
子どもにとって一番の原動力は「楽しい!」という気持ちです。
「鍛える」というよりは、「お父さん・お母さんと遊んでいたら、いつの間にか体が強くなっていた」という状態が理想的ですね。
療育センターエコルド はぐみのおうち
理学療法士 内山明奈
先日、低緊張(筋肉の張りが弱い状態)についてのお話をしましたが、今回は低緊張による歩き方の特徴についてお話しします。
低緊張のお子さんは脳からの指令でもともと筋肉が緩んでいるため、全身の筋肉の力を発揮できないため不安定な歩き方をします。
本人は一生懸命バランスをとろうとしている結果なのですが、はた目には少しフラフラしたり、独特なリズムに見えたりするのが特徴です。
特徴1、左右の足の間隔を広く取って歩きます。支持基底面を広げることで、グラグラする体を支えようとします。
特徴2、お腹周りの筋力が弱いため、一歩踏み出すごとに上半身が左右に大きく揺れたり(トレンデレンブルグ歩行と言います。)、背中が反り返ったりすることがあります。
特徴3、足を持ち上げる筋力が不足しているため地面をこするように歩く、あるいはペタペタと足音をたてて歩くことが多いです。
低緊張の方は関節の可動域が広い(体が柔らかい)ことが多く、安定させるために「関節をロック」させる傾向があり、以前にもお話しした反張膝(はんちょうしつ)と言って、膝をピンと後ろに反らせすぎて突っ張るように歩きます。
また土踏まずが潰れ、足首が内側に倒れ込む「扁平足(へんぺいそく)」が見られやすく、それによって歩き方が不安定になります。
これらが原因で効率の悪い歩き方になるため、低緊張のお子さんは短距離でも「抱っこ」をせがんだり、座り込んだりと疲れやすい特徴があります。
〜お家でできる対策〜
これは先日の反張膝(はんちょうしつ)のお話しの時にもあげましたが、
①スリッポンではなく紐や太めのベルト(マジックテープ)で足の甲をしっかり締められる靴や、足首がしっかり固定されるハイカットの靴がおすすめです。
②インソール(中敷き)を活用すると、歩行の安定感が増すことがあります。
(反張膝の回でお話ししてますので、良かったらそちらも参照してみて下さいね。)
③体幹を鍛える遊び、例えば、お布団を丸めてハイハイで山登りをしたり、片足立ち何秒できるかな?と競い合ったり、ブランコも自分で漕ぐ動作は体幹を使いますよ。
お子様にとって難しすぎない楽しいと思える遊びを取り入れていきましょう。
子どもにとって一番の原動力は「楽しい!」という気持ちです。
「鍛える」というよりは、「お父さん・お母さんと遊んでいたら、いつの間にか体が強くなっていた」という状態が理想的ですね。
療育センターエコルド はぐみのおうち
理学療法士 内山明奈