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恐怖麻痺反射(原始反射シリーズ)

〜恐怖麻痺反射について〜

昨日原始反射についてのお話をしました。

恐怖麻痺反射とは、お腹の中の赤ちゃん(およそ受胎後5〜8週頃)に現れる、1番最初に現れる原始反射の一つです。
通常は、この恐怖麻痺反射は赤ちゃんが子宮内でより高度な反射(モロー反射など※また随時ブログにアップしていきますね)を発達させる前の段階で統合、消失されますが、何らかの理由でこの反射が残ってしまうと、身体的・精神的な発達にさまざまな影響を与えると言われています。

1. 恐怖麻痺反射とは?
この反射は、生命の危険を感じるような「恐怖」に対する「フリーズ(凍りつき)」の反応です。

うさぎがライオンを前にして「死んだふり」をするような、細胞レベルでの防御反応に近いものです。
遅くとも生まれる前には統合される反射です。

2. 反射が残存した場合の影響
本来消えるべき時期を過ぎても反射が残っていると、日常の些細な刺激に対しても脳が「生命の危機」と誤認しやすくなります。
この反射が統合されずにいると精神・心理面への影響があります。

• 過度な不安感: 常に「何かが怖い」と感じ、不安が強い。
• 変化への抵抗: 新しい環境や急な予定変更を極端に嫌う。
• 低い自己肯定感: 失敗を過度に恐れ、完璧主義になりやすい。
• パニック: ストレス下で思考が止まる(フリーズする)、または爆発的な感情が出る。
身体・行動面への影響
• 感覚過敏: 音、光、接触、匂いなどに対して非常に敏感。
• 対人関係の壁: 視線を合わせるのが苦手、または人混みで極端に疲れる。
• 呼吸の浅さ: 緊張すると息を止める癖があったり、呼吸が浅くなったりする。
• 分離不安: 親や特定の愛着対象から離れることに強い恐怖を感じる。

といった困り感が出てきます。


3. 発達支援の視点(統合へのアプローチ)
もし、お子さんや周囲の方に「生きづらさ」や「過敏さ」が見られる場合、この反射の統合を促す遊びやアプローチが有効な場合があります。

• 安心感の構築: 「ここは安全である」という感覚を脳に教え込むことが最優先です。
先日お話ししたハグをたくさんしたり、マッサージで筋肉を緩めるのも効果的ですよ。
• ゆっくりとした動き: 急な動きは反射を誘発するため、リズム運動やゆったりとした全身運動を取り入れます。
• 感覚統合療法: 反射の統合ワークに精通した支援者のもとで、皮膚へのアプローチや体幹の運動を行います。


恐怖麻痺反射が残っている状態は、いわば「常に警戒モード(交感神経が過剰)」でスイッチが入っているようなものです。
本人の努力不足ではなく、神経系の発達段階による不随意的な反応(自分の意思ではない反応)であると理解し、まずは身体の緊張を解きほぐす環境を整えることが大切です。
そのために、たくさん抱きしめてあげてください。そしてたくさん褒めてあげてください。きっとお子さんは安心感で満たされ少しずつ反射を統合していくことができますよ。


療育センターエコルド はぐみのおうちで
理学療法士 内山明奈
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