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モロー反射(原始反射シリーズ)

〜モロー反射〜

モロー反射とは、赤ちゃんの意思とは関係なく起こる原始反射の一つです。
大きな音や、抱っこしている時に急に体が傾くといった外部からの刺激に対して、驚いたように手足をビクッとさせて広げ、その後にゆっくりと抱きつくような動作をします。
これは、まだ自分の体を自由に動かせない赤ちゃんが、危険を感じた際に「何かにしがみつこうとする」生存本能の現れだと言われています。

生後1ヶ月検診や3ヶ月検診で小児科の先生が診るのもこのモロー反射です。
先生は1ヶ月検診でこのモロー反射がちゃんと出現しているかチェックし、3ヶ月検診ではモロー反射が消失傾向にあるかをチェックします。
3ヶ月から4ヶ月でこのモロー反射は統合され見られなくなります。

〜反射が起こる主なきっかけ〜
• 急に明るい場所に出たとき
• 大きな音がしたとき(ドアの閉まる音、くしゃみなど)
• 体がふっと浮くような感覚(ベッドに寝かせようとしたときなど)
• 自分の手足が不意に動いた衝撃

モロー反射は、赤ちゃんの生存に不可欠な役割を果たす一方で、成長とともに「消失(統合)」していくことが非常に重要です。
この反射が適切に統合されず、幼児期以降も残ってしまった場合、心身の発達にいくつかの影響を与えることがあります。
主な影響は、大きく分けて
「感覚・情緒面」と「運動・学習面」の2つです。

1. 感覚・情緒面への影響
モロー反射は、脳の「闘争・逃走反応(サバイバルモード)」と深く関わっています。反射が残っていると、脳が常に警戒状態になりやすくなります。

• 過敏な反応:
音、光、接触などのわずかな刺激に対して、人一倍敏感に反応してしまうことがあります。
• 情緒の不安定さ:
常に緊張状態にあるため、不安を感じやすかったり、パニックになりやすかったりすることがあります。
• 集中力の維持が難しい:
周囲の刺激をすべて拾ってしまうため、一つのことにじっくり取り組むのが苦手になる傾向があります。



2. 運動・学習面への影響
反射が残っていると、自分の意思で体を動かす「随意運動」の妨げになることがあります。

• 姿勢の保持:
椅子にじっと座り続けるのが難しかったり、姿勢が崩れやすくなったりします。
• 目と手の協調:
視線を動かす際に反射が誘発されることがあり、読書で文字を追う際や、ボールをキャッチする動作に影響が出ることがあります。
• 力加減の調節:
筋肉が緊張しやすいため、鉛筆を強く握りすぎてしまったり、動作がぎこちなくなったりすることがあります。


〜「反射の統合」に向けた視点〜
幼児期にモロー反射のような動きが見られる場合でも、それは「脳や体の使い方の学習段階」である場合が多いです。遊びの中で以下のような経験を積むことが、自然な統合を助けると言われています。

•ボディーイメージを育てる
ブランコ、滑り台、ハイハイなど、自分の体を大きく動かして「自分の体の輪郭」を認識する遊び。
• 安心感を与える
強い緊張が見られるときは、ゆっくり揺らしたり、深く圧を加えるようなマッピング(体に触れて安心させること)を取り入れる。
たくさんお子さんを抱きしめてあげて下さいね!
•反射を統合させる動きを自動的にさせる
遊びの中で楽しく取り入れ毎日できるといいですね。はぐみのおうちでは反射を統合させる遊びも取り入れています。


〜専門的なアドバイスが必要な目安〜
もし、日常生活や集団生活において
「あまりにも刺激に弱く、本人が辛そうにしている」
「運動のぎこちなさが目立つ」
と感じる場合は、専門の作業療法士(OT)や理学療法士(PT)などに相談し、個別の発達支援プログラムを検討するのも一つの手です。
反射の残存は「努力不足」ではなく、「神経系の発達プロセス」の問題ですので、その子の特性に合わせた環境調整や遊びの提案が大切になります。

療育センターエコルド はぐみのおうちの
理学療法士 内山明奈
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