※このブログは、前回の【あるあるお悩み紹介】思ったことをすぐ言う②の続きです!
🌟思ったことをすぐ言うお子様への指導事例
思ったことをすぐ言う子どもに対する、LITALICOジュニアの指導事例を紹介します。
正義感が強く、思ったことをすぐに言ってしまうことで、保育園・幼稚園のお友達とのトラブルが多かったAさん(年長)。
衝動性の強さと正義感の強さもあいまって、悪気なく、思ったことを相手にすぐに伝えてしまう傾向があったAさん。
ストレートな物言いのために、お友達が泣いてしまったり、トラブルになることも多くありました。その結果、園の先生に注意される経験も増え、本人には悪気がないゆえに、悲しい思いをしていました。
🍀支援の内容と成長の過程
アセスメントの結果、衝動性や正義感の強さの他に、相手の表情や様子の変化(悲しい、怒っているなど)を読み取ることが難しいことや、お友達を傷つける言葉を言ってしまった後の「ごめんね」などのリカバリー行動のレパートリーが少ないことがわかりました。
保護者との面談の結果、「衝動性の強さ」と「正義感の強さ」は小学校以降でも長所として活かせると判断し、授業では「相手の表情や状況を読み取るスキル」と「相手を傷つける行動をしてしまった後の対処法」の2つに集中してアプローチすることを決めました。
実際の授業では、イラストカードやロールプレイング動画を用いて、「この時、お友達はどんなお顔(気持ち)かな?」と、状況や相手の表情を言葉にすることから始めました。
その後、その場面での望ましい行動や言葉がけを「2つの選択肢(イラスト)から選ぶ」、「優しい言い方を自分で考える」と、少しずつハードルを上げて練習を重ねました。
🍀指導の工夫・ポイント
Aさんは「間違える」「先生に直される」という状況になると、ヘソを曲げたりやる気を失ったりと、とてもネガティブな気持ちになる傾向がありました。そのため、はじめは絶対に正解できる簡単な選択肢を準備するなど、「できた!」という成功体験を積み重ねることができる環境づくりを心掛けました。
また、ロールプレイ(ごっこ遊び)に関しても、決められたお題ではなく、Aさんが大好きな「恐竜」や「戦隊ヒーロー」などを題材に、実際にブロックや粘土で一緒に遊びながら、指導員と自然なやり取りの練習をおこないました。
具体的には、おもちゃの貸し借りや、一緒に組み立てるプロセスの中で、あえて指導員がブロックをうまくはめられなかったり、わざと失敗する場面を作りました。
Aさんは、お友達に対しても「違うってば!」「なんでできないの!!!」と強い言葉が出やすい傾向があったため、遊ぶ前にあらかじめ指導員からこのように伝えました。
「先生、ブロックを組み立てるのが少し苦手だから、間違えちゃうかもしれない。もし間違えていたら、優しく教えてね」
この事前の約束により、Aさんの中に「優しく教えてあげる」という見通しが立ち、実際に指導員が失敗した際にも、「僕がここを手伝ってあげるよ」「ここはこうやってカチッてやるんだよ」と相手を気遣う声掛けが増えました。こうした良い行動をその場ですぐに褒めることで、望ましいコミュニケーションを定着させていきました。
これにより、Aさんも楽しくモチベーションを保ちながら練習ができるだけでなく、より園の自由遊びに近い状況で、相手の表情や様子に目を向ける機会を作ることができました。
🍀支援の成果
最終的には、園での普段の遊びの中でもお友達の表情に目を向けることができるようになり、小学校入学を前に、お友達との小さないざこざやトラブルが少しずつ減っていきました。
家庭内でも、お母さまに「あっち行って!」などと攻撃的な発言をしてしまったあとに、自分で少しおもちゃの部屋に行って気持ちを落ち着かせ(クールダウン)、「さっきはママに怒ってごめんね」と、自分の行動を振り返って可愛い笑顔で謝罪することができるようになりました。
🌟まとめ
子どもに「思ったことをすぐ言う」という様子が見られた場合、咄嗟によくないことのように感じてしまうこともありますが、状況や環境によっては必ずしも「悪」というわけではなく、事例にあるAさんのように「長所」としてとらえられる場合もあります。
一方で、思ったことをすぐ言うことが原因で、園でトラブルが続いたり、本人が過ごしづらいと感じている場合には、言っていいことと言ってはいけないことの区別の仕方を伝える、言いたいことがある時の代替法を考える、言ってしまった後の行動を決める、などの方法を試してみるのもよいでしょう。
場合によっては、相手の気持ちの理解が難しい、衝動性が強いなど発達障害を背景にした特性が影響している可能性もありますが、年齢が低いうちは自然な発達段階の途中であることも考えられるため、まずはお子様の様子を観察し、本人が園生活で困っていたり、トラブルが頻発する場合は、専門機関を受診することをおすすめします。
LITALICOジュニアでは、保護者からのヒアリング、本人の様子や好きなことを踏まえて、オーダーメイドの指導をおこなっています。子どもに合わせて指導員がオリジナルの教材を作成する場合もあり、子どもの意欲を引き出しながら指導を実施しています。子供が思ったことをすぐ言うことで悩んでいる方はぜひ一度お問い合わせください^^
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ご利用希望者、随時募集中!!
【教室情報】
住所: 大阪府高槻市大畑町3-9 ジョイフルとんだ2F
アクセス: JR「摂津富田駅」より徒歩約1分
対象: 0歳~年長
空き状況: 個別・小集団・集団支援 / 平日に空きあり(6/21時点)
🌟思ったことをすぐ言うお子様への指導事例
思ったことをすぐ言う子どもに対する、LITALICOジュニアの指導事例を紹介します。
正義感が強く、思ったことをすぐに言ってしまうことで、保育園・幼稚園のお友達とのトラブルが多かったAさん(年長)。
衝動性の強さと正義感の強さもあいまって、悪気なく、思ったことを相手にすぐに伝えてしまう傾向があったAさん。
ストレートな物言いのために、お友達が泣いてしまったり、トラブルになることも多くありました。その結果、園の先生に注意される経験も増え、本人には悪気がないゆえに、悲しい思いをしていました。
🍀支援の内容と成長の過程
アセスメントの結果、衝動性や正義感の強さの他に、相手の表情や様子の変化(悲しい、怒っているなど)を読み取ることが難しいことや、お友達を傷つける言葉を言ってしまった後の「ごめんね」などのリカバリー行動のレパートリーが少ないことがわかりました。
保護者との面談の結果、「衝動性の強さ」と「正義感の強さ」は小学校以降でも長所として活かせると判断し、授業では「相手の表情や状況を読み取るスキル」と「相手を傷つける行動をしてしまった後の対処法」の2つに集中してアプローチすることを決めました。
実際の授業では、イラストカードやロールプレイング動画を用いて、「この時、お友達はどんなお顔(気持ち)かな?」と、状況や相手の表情を言葉にすることから始めました。
その後、その場面での望ましい行動や言葉がけを「2つの選択肢(イラスト)から選ぶ」、「優しい言い方を自分で考える」と、少しずつハードルを上げて練習を重ねました。
🍀指導の工夫・ポイント
Aさんは「間違える」「先生に直される」という状況になると、ヘソを曲げたりやる気を失ったりと、とてもネガティブな気持ちになる傾向がありました。そのため、はじめは絶対に正解できる簡単な選択肢を準備するなど、「できた!」という成功体験を積み重ねることができる環境づくりを心掛けました。
また、ロールプレイ(ごっこ遊び)に関しても、決められたお題ではなく、Aさんが大好きな「恐竜」や「戦隊ヒーロー」などを題材に、実際にブロックや粘土で一緒に遊びながら、指導員と自然なやり取りの練習をおこないました。
具体的には、おもちゃの貸し借りや、一緒に組み立てるプロセスの中で、あえて指導員がブロックをうまくはめられなかったり、わざと失敗する場面を作りました。
Aさんは、お友達に対しても「違うってば!」「なんでできないの!!!」と強い言葉が出やすい傾向があったため、遊ぶ前にあらかじめ指導員からこのように伝えました。
「先生、ブロックを組み立てるのが少し苦手だから、間違えちゃうかもしれない。もし間違えていたら、優しく教えてね」
この事前の約束により、Aさんの中に「優しく教えてあげる」という見通しが立ち、実際に指導員が失敗した際にも、「僕がここを手伝ってあげるよ」「ここはこうやってカチッてやるんだよ」と相手を気遣う声掛けが増えました。こうした良い行動をその場ですぐに褒めることで、望ましいコミュニケーションを定着させていきました。
これにより、Aさんも楽しくモチベーションを保ちながら練習ができるだけでなく、より園の自由遊びに近い状況で、相手の表情や様子に目を向ける機会を作ることができました。
🍀支援の成果
最終的には、園での普段の遊びの中でもお友達の表情に目を向けることができるようになり、小学校入学を前に、お友達との小さないざこざやトラブルが少しずつ減っていきました。
家庭内でも、お母さまに「あっち行って!」などと攻撃的な発言をしてしまったあとに、自分で少しおもちゃの部屋に行って気持ちを落ち着かせ(クールダウン)、「さっきはママに怒ってごめんね」と、自分の行動を振り返って可愛い笑顔で謝罪することができるようになりました。
🌟まとめ
子どもに「思ったことをすぐ言う」という様子が見られた場合、咄嗟によくないことのように感じてしまうこともありますが、状況や環境によっては必ずしも「悪」というわけではなく、事例にあるAさんのように「長所」としてとらえられる場合もあります。
一方で、思ったことをすぐ言うことが原因で、園でトラブルが続いたり、本人が過ごしづらいと感じている場合には、言っていいことと言ってはいけないことの区別の仕方を伝える、言いたいことがある時の代替法を考える、言ってしまった後の行動を決める、などの方法を試してみるのもよいでしょう。
場合によっては、相手の気持ちの理解が難しい、衝動性が強いなど発達障害を背景にした特性が影響している可能性もありますが、年齢が低いうちは自然な発達段階の途中であることも考えられるため、まずはお子様の様子を観察し、本人が園生活で困っていたり、トラブルが頻発する場合は、専門機関を受診することをおすすめします。
LITALICOジュニアでは、保護者からのヒアリング、本人の様子や好きなことを踏まえて、オーダーメイドの指導をおこなっています。子どもに合わせて指導員がオリジナルの教材を作成する場合もあり、子どもの意欲を引き出しながら指導を実施しています。子供が思ったことをすぐ言うことで悩んでいる方はぜひ一度お問い合わせください^^
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【教室情報】
住所: 大阪府高槻市大畑町3-9 ジョイフルとんだ2F
アクセス: JR「摂津富田駅」より徒歩約1分
対象: 0歳~年長
空き状況: 個別・小集団・集団支援 / 平日に空きあり(6/21時点)