今年も新学期を前にして、さんさんキッズから7名のお友達が小学校に進学します。おめでとうございます。
毎年のことではありますが、就学という大きなステージに足をふみだすこども達が、たくましく学校生活に入って、自分らしさを発揮していくことができるよう期待いたします。
学校は、集団の規模も、日中活動の枠組みも、身に付ける課題の質も、未就学期とは異なる大きなステージです。今は6つの年輪を備えた小さな幹ですが、これからこの軸の周りに成長の年輪を広げていくことでしょう。
成長のエネルギーを内包したこの小さな幹には、「就学へのレディネス(準備)」を備えており、その大切さはこれからも変わることはないように思います。レディネス獲得のテンポや程度は一人一人個別の要素がありますが、道筋はみな同じ方向に向いています。その先には、労働というもう一回り高いステージが待っているのですが、それは、今目にしている小さな幹の軸の周りに、さらに10数個の年輪が重なる過程を経てのことになるでしょう。そう考えると、今は小さな幹であっても、これから先の成長を支える中心軸となる大切な役割を担います。
あらたなステージへ
教室の毎日
21/03/29 16:42