先日、ままごとごっこをしているお友だちの中にかかわりたくてたじろいでいるD君を、「配達屋さんがきましたよ」と介すると、みんなの注文に応じて、「チョットマッテクダサーイ」と、即席のお店とみんなの間を張り切って行ったり来たり。色付きの紙コップを持ちだして、青いコップは「ブドウジュース」、赤いコップは「リンゴジュース」、黄色いコップは「バナナジュース」と甲斐甲斐しい配達ぶりでした。
ままごとあそびや、ままごとごっこは、キッズの日常の中でも人気です。身近になじみがあるモノや行為を取り入れて再現するのはこどもにとって楽しく有意義ですね。あそび方にもそれぞれの個性とイメージが込められます。
玩具そのものの質感や外観(形状・色など)が興味の対象であったり、包丁や入れ物などの道具の使い方を楽しんだり、同じ種類を集めたり、イメージを作ったり、やりとり自体が楽しみだったり‥と、いろんな気持ちがおもちゃに注が
れるだけに、ままごと玩具のそろえ方も工夫していきたいものです。スタッフやお友とのやりとりにも、おもちゃの役割は大事だと思ます。一方で、ままごとあそびの中に割り入ってみると、同じこどもでも、没頭して割り入りってほしくない時や、逆にあそびが広がって楽しい展開になるなど、こどもへのペース合わせを大切にしたいものです。こども同士の場合も同じで、互いのかかわりが楽しく展開する入り方になるよう気を配ります。
ままごと
教室の毎日
21/09/25 13:47