通所はじめの頃、朝の会での“おうた手あそび”を見ているだけだったT君、アンパンマン体操も観る側になっていたのですが、スタッフと対面で手を取って動きを共有していく中で、4月頃からリズムを追うように手拍子をとり、アンパンマン体操では、スタッフの右足ポーズ、左足ポーズの真似っこから膝を曲げてジャンプの構えをとり、少し時間をためて音楽がなり終わったところでジャンプのしぐさ!…と、タイミングが合うのももうすぐのようです。
ボディイメージは、文字通り自分の身体の自在性ですが、頭の中にある自分の身体図の出来上がり具合、四肢の協調と力の入れ抜き加減、姿勢力(バランスと構え)のとり力、他者を見る気持ちなど、いろんな要素がかかわっており、課題や生活ごとにそれぞれがもつ得手不得手が如実に表れます。不得手を克服していくための導き役は、やはり、活動の「楽しさ」と、「楽しさをもってスタッフや友達を見る気持ち(ミラーリング)」の強さを育てることだと思います。
そういえば、制作が得意技!のI君も、サーキットあそびでは自分の席からはなれなかったのが、最近、みんなの楽しい様子をみて気持ちがふくらんできたのでしょう、チャレンジが始まりました。
みんなが、自分の身体を思い(イメージ)通りに動かせる「自分の身体の主人公」になって、楽しさを広げていくことができたらいいなと思います。
ボディイメージ
教室の毎日
20/09/12 14:22