本日のクッキングスキルトレーニングは、中華まん。
しゃ~れの中華まんは本格派。皮からしっかり作ります。初めて調理に取り組むお子さんはもちろんですが、調理に通って来て間もないお子さんには、平日に取り組んでいる自立課題の中で、今日の中華まんに向けて練習してもらいました。粘土を中華まんの皮に見立てて、包み方の練習を行いました。
今日がその本番です。両手でしっかり捏ねる作業は、手のひらをしっかり当てて力を込めて捏ねていきます。「粘土でやったね!」と思い出しながら楽しんで捏ねてくれていたEさん。まだまだ小さなEさんですが、手のひらに体重を上手に乗せて捏ねていました。包み方も写真を見て指先で上手につまんでいきます。「見て見て!」と出来栄えを見てもらいたい気持ちが声に乗っています。
15分蒸してできあがり!皮がもちもちでふっくら、つやつやの肉まんが完成です!
「○○先生にも食べて欲しいな…」とつぶやくR君。R君は初めての調理体験でしたが、2~3日前から楽しみにしてくれていたようです。捲り式の手順書を丁寧に読み進めながら、一工程ずつゆっくり進める事ができました。生地を10センチの長さにまとめる工程では、まな板のスケールに気づいて「これ何センチ?」と聞いてくれています。とっても正確な仕事ぶりのR君。きっちり10センチ図ることが出来ました。すりきり棒の使い方も、スタッフの実演を根気よく見て正確に擦切ることが出来ました。傍で見ていてくださっていたお母様からも、沢山褒めてもらったR君。独り占めせず、家族の人数分と担任の先生の分を自分で切り分けていました。優しい気持ちや、みんなに見てもらいたい気持ちに溢れていた子供達。スタッフも沢山の元気をもらえました。
皮から作る中華まん
教室の毎日
21/12/04 17:01