小学6年生が 「税金のしくみ」 の学習を開始した。
課題には「商品を買ったときにかかる税金を何というか?」という問題があった。
生徒の答えは、「商品税」 だった。
謎の答えだったので、「商品税」 について尋ねてみた。
生徒は、『10%になったやつだよ。』 と説明してくれた。
どうやら、生徒は、 「商品税」 と 「消費税」 を勘違いしているようだ。
そこで、『コンビニやデパートで買い物をしたり、レストランで食事をしたとき、その代金の支払を通じて負担する税が 「消費税」 だよ。』 と説明した。
生徒は記憶ミスを納得したようだったが、ケアレスミスだと言い張り、照れ臭そうに笑っていた。
『学校の休校期間が延長になったことだし、税についてもっと詳しく調べてみては?』 と尋ねてみた。
すると、税金に興味関心を持ったのか、何も言わずに、消費税の歴史について調べ始めた。さらに、休校期間中に 「所得税」 など、色々な税金について詳しく調べ、その結果を学校の課題に書くことを約束してくれた。
税金のしくみ
教室の毎日
20/03/13 16:18