中学1年生の男の子は今日も頭を悩ましていた。
「先生、仕えるってどういう意味........」
「ねぎらうってなに?」
男の子が解いている問題は語彙に関する問題だ。
つかわれている場面を参考に、選択肢から意味を選んで
言葉の使い方を覚える。
例文を使いながら意味を一緒に考えた。
「仕えるの場合、例文では王様に仕えるって書いてあるね。」
「ねぎらうの場合、努力をねぎらうって書いてるね。」
男の子は選択肢の意味に目を通した後、
言葉の響きを何度も自分で試しながら、これだと思うところと線を結ぶ。
こんなものかと思うくらいかもしれないが、
次にこの言葉に出会ったときに「あっ」となるかもしれない。
語彙をふやす
教室の毎日
20/06/20 23:00