表面上の問題となることは
目に見えているので気づきやすい!
でも、その原因は表面に現れた行動そのものではなく
環境やその子の特性などにあります。
ここにズレが生じてしまうと、子どもも納得がいかず
根本的な解決にはなりません。
☆最近あったリアルな事例
下校時間と聞いていたお迎え時間が
違って子どもをかなりの時間待たせてしまい
ぷんぷん!な子ども。。。
なんで遅いんだーと激おこです('Д')
この時表面上ではお迎えが遅くて激おこの
子どもが目にうつります
なんで遅くなったんだーと怒りが収まりません。
この子はどうしたら気持ちが落ち着くのか?
どうしたら納得するのか
謝ればいいのか?
誰かのせいにしたらいいのか?
障害特性ゆえに時間感覚がないので
どれくらい待ったかは分からないけど
1人でかなりの時間を待ったので
とても不安だったと思います
だからこそ遅かったことが
不安と怒りで表出です。
では遅れた原因はどのにあるか。
これが本人が知りたかったところ
誰かのせいにしたいのではなく
なぜそうなったかです
オリーブは聞いていた時間にお迎えにいったのですが
イレギュラーな下校時間でした
本人にはオリーブは〇時って聞いていたこと。お母さんからも
学校からも特に聞いていないという事実を伝えました
だから遅くなってしまったという事実には
理解をしてくれました
本人の怒りは収束です。
本人の理解度から原因を見つけ
根本的な怒りの原因が不安から起こっている
ということも見つけたら、あとはその部分から伝えます。
謝れば落ち着く
まぁまぁと言えば落ち着く
みたいな話ではなく
水面下にある環境や思い、理解度から
原因追及し解決に導きます(*‘ω‘ *)
これは支援においても
子育てにおいても当たり前かもしれません。
理不尽ではだれも納得しない。
でも実は表面上のことだけどで
対応してしまっている部分はあるかと。思います
そこだけアプローチしても多分解決できないです。
「行動の背景を見る」という少しだけ
視点を変えると、また違った対応が見えるはずです(*´ω`)
課題の背景は何?☆広島市西区オリーブ井口
教室の毎日
20/11/10 12:24