本当はSOSかも!息子のこだわりに付き合い続けて見えてきたこと

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子どもの、物や行動への「こだわり」に戸惑われた経験がある方も多いのではないでしょうか。
私もそんな「こだわり」に振り回されてきた一人です。こだわりといっても、日常に付き合えるものから、他人に迷惑をかけたり危険になりかねないものまで様々かと思います。今回は、二男が小学校の先生まで巻き込んで続けている服への『こだわり』について紹介します。

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くろろ
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小学生になって服へのこだわりが増した息子

小学校に入る前から、自宅までの道順や、服・靴への「こだわり」があった息子。

それでも対処可能なものが多く、大きな問題になるほど困ってはいませんでした。 しかし小学校に入学した途端、こだわりによってできない事が一気に増えていったのです。

まず、一番最初はひざ丈パンツが履けなくなったこと

幼稚園の卒園式には履けたのに、なぜか小学校の入学式の朝から突然拒否。 幸い入学式はジャケットと長い丈のパンツでなんとかクリアしたものの、翌日から毎日長いパンツ以外は履けなくなってしまったのです。

更に、春から夏へと日増しに暑くなっていくにも関わらず、長袖から半袖への衣替えもできなくなってしまったのです。

前の年には普通に着れていたのに…。

先生の協力を経て、体操着を着てみるものの…

ハーフパンツも半そでも、着られなくなってしまった息子。

それでも本格的な夏の暑さをむかえれば、自然と以前のように短い丈の服を着られるようになるのでは…!そう気楽に思っていました。

しかし学校指定の半そでシャツとハーフパンツを履くことができない息子。
担任の先生の協力もあり、体育の授業中だけは、指定の半そでシャツを着られるようになりました。

しかし、ハーフパンツは履かせようとすると授業も受けられなくなる程嫌がるということで、普段着のまま授業に参加する日々が続きました。

一人違う格好で体育を受けさせるよりも、少しでもみんなと同じように見えるようにと、指定の体操着と同じ色・同じラインの入ったパンツをインターネットで購入して履かせることにしました。

定番の服=鎧?

息子は四年生になった今も、ハーフパンツは履けません。今も体操着は、指定でない長パンツを履いています。なぜなら、そうしないと体育の授業が受けれないのですから。

半そでに関しては、二年生の夏休みに入る直前から少しずつ着れるようになり、季節に応じた長さの袖のシャツを着れるようになってきました。

しかし、今度は学校に行く日は必ず赤いシャツしか着ないという別の『こだわり』が始まりました。まるで制服のように、一年中長いパンツと赤い服を着て学校に通っています。

赤色は、息子にとってヒーローの色。身につけていると強くなれる、鎧のように思っているのかもしれません。
なぜ、息子に鎧が必要なのか、正直言うと分かりません。

ただ、小学校最初の一年目は理解のできないルールや行事等が多く、泣いたり教室を抜け出したことがありました。

一年の流れがわかってくると、支援学級と普通学級の違いを感じるようになってきました。また、周りを見る余裕が出来てくると、学年が上がるにつれ行事の内容が少しずつ高度になることも、理解できるようになってきました。

そんな中で、日々息子はプレッシャーやストレスを感じているのかもしれません。服を常に同じ状態に保つことで、自分自身に安心感を与えているのではないかと考えています。

『こだわり』の裏に隠れている気持ちを大切に

言葉で上手に自分のことを表現しにくい子どもにとって、『こだわり』は自身の気持ちを落ち着かせる手段。何度も繰り返すことでに周りへ出しているSOSのサインなのかもしれません。

残念ながら、親は子ども自身が感じる問題や不安を、子ども本人と同じように全て感じ取ってあげる事はできません。

ですが、子どもが「こだわり」として表現する行動に寄り添い、行動の裏に隠されている問題を想像してみることはできると思います。

こだわる原因を解消してあげることは難しくとも、「それでも大丈夫だよ」と受け入れ、少しでも周りと上手く調和できるように応援していけるようになれば、息子も生きやすくなる

息子のこだわりに付き合ってきて、最近になってようやくこう思えるようになってきた次第です。

子どものこだわりに悩んでいるお母さん、お父さん、一緒にじっくり見守っていきましょう。
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