簡単!子どもが「左右どっち?」と判断を迷ってしまうときの工夫

ライター:egao.mama
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左右のとっさの判断がつかない小学生は、ときどき不便が生じます。先生の左右の指示がわからずあたふたしてしまったり…。そんな左右がわからない小学生の特徴やその対策をまとめました。

左右がわからない?

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上下はわかるのに、左右の判断がとっさにつかない…こんな悩みを持った小学生がいます。

「右はどっち?」「左はどっち?」と聞かれても急に答えられず、他の子どもより判断に数秒多くかかってしまうことになります。

そんな悩みを持った小学生にはどのような特徴があるのでしょうか。また、左右がわかるようになる対策はあるのでしょうか。

左右がすぐに判断できなかった子ども時代

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左右がわからない子どもは、上下の判断は簡単につくのに、右・左を問われたとき、とっさに判断がつきません。わかるまで、他の子どもより数秒時間がかかり、先生の指示などにすぐに従えないことがあります。

大人でも「右へ曲がって!」と言われても、「えっ、どっちが右だっけ?」と焦ってしまうことってありますよね。私もそういうことがよくあって、「右手を出して」などと言われると、左手を出す確率が高いです。

子どもの頃、ツイスターというゲームで遊んだことがあります。シート上の「赤・青・黄・緑」の4色の丸の上に、ルーレットの指示により「右手・左手・右足・左足」のいずれかの手足を置くというゲームでしたが、右・左がとっさに出てこない自分は、当然のように負けていました。

左右のわからない子どもは、右・左の判断に他の子どもより数秒時間がかかってしまう場合があるそうです。
もちろん右と左が理解できていないわけではない。落ち着けばしっかりと右と左は判断できる。しかし、とっさに「そこ右!」などと問われたときに、瞬時に右と左が判断できない……つまり左右の判断に時間がかかってしまうのだ。
出典:http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20101210/Rocketnews24_60631.html

左右がわからない原因は…?

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左右がわからない、あるいはわかりずらい原因はまだはっきりしていません。

一説には、左利きを矯正された人に多いと言われています。

「箸や鉛筆を持つほうが右」と教え込まれていると、確かに左手に鉛筆や箸を持った記憶がある子どもは混乱してしまうかもしれません。

最近は、無理に左利きを矯正しなくなっていますが、「右」と言われると、利き手の左を認識しやすく、右を判断することに数秒時間がかかることがあるようです。

実際、自分も幼い頃、左利きでした。鉛筆や箸は右手に持ちますが、スマートフォンを片手で操作するときは、自然と左手で行っています。無意識にカップなどは左側に置くことが多いです。

利き手が右だとストレートに右を判断できるのですが、利き手が左手の子どもは、ワンクッション置いて脳に伝達されるようです。
次ページ「左右を簡単に判断できるようになるための工夫」

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