兄妹そろって偏食!わが家が辿り着いた「無理しない夕食」とは?
ライター:SONO
NPO法人HAHATO.CO盛岡支部SONOです。発達凸凹っ子たちには、「食わず嫌い」だけでなく「味覚」や「触覚」、「視覚」「嗅覚」の過敏による偏食がよくありますね。今ではほとんどのものを食べられるようになった息子と、給食なら完食の娘について、わが家の偏食対策をお話したいと思います。対応は色々あると思いますので、ご参考まで。
何でもバランスよく食べて欲しい
「カラダのために何でもバランスよく食べて欲しい」
というのは、親としての当然の思いだと思いますし、私もそう思っています。
「少しずつでも食べさせて慣れさせれば、食べられるものが増える」というのも一つの方法です。しかし、発達凸凹の子どもたちは、「見た目」や「におい」「食感」などに耐えられないほどの苦痛を感じていることがあります。
耐えられないほどの苦痛を与え続けたところで、食べられるものが増えるでしょうか?何でもバランスよく「おいしく」「楽しく」食べることができるでしょうか?
そんな疑問と「何でも食べられるようになって欲しい」という願いから、我が家の試行錯誤は始まりました。
というのは、親としての当然の思いだと思いますし、私もそう思っています。
「少しずつでも食べさせて慣れさせれば、食べられるものが増える」というのも一つの方法です。しかし、発達凸凹の子どもたちは、「見た目」や「におい」「食感」などに耐えられないほどの苦痛を感じていることがあります。
耐えられないほどの苦痛を与え続けたところで、食べられるものが増えるでしょうか?何でもバランスよく「おいしく」「楽しく」食べることができるでしょうか?
そんな疑問と「何でも食べられるようになって欲しい」という願いから、我が家の試行錯誤は始まりました。
肉・牛乳がダメな息子の偏食対策
離乳食が終わった頃から、好き嫌いが多いのでは?と感じていた息子。
野菜は大体食べられるのだけれど、お肉や牛乳など苦手なものを口に入れると吐き出しました。
思えば離乳食が始まる頃から徴候がありました。母乳が出なくなってからはミルクよりお茶を欲しがるようになり、離乳食ではひき肉を嫌がるのでネギトロ用マグロを調理。
アレルギーではなさそうなのに、吐くほどってどういうことだろう?そう思いながら試行錯誤が始まりました。
野菜は大体食べられるのだけれど、お肉や牛乳など苦手なものを口に入れると吐き出しました。
思えば離乳食が始まる頃から徴候がありました。母乳が出なくなってからはミルクよりお茶を欲しがるようになり、離乳食ではひき肉を嫌がるのでネギトロ用マグロを調理。
アレルギーではなさそうなのに、吐くほどってどういうことだろう?そう思いながら試行錯誤が始まりました。
肉をアレンジしてみる
牛乳が嫌いなのは私も同じなので何となく分かります。
でも、ほとんどの野菜はおいしそうに食べるのに、お肉が嫌なのはどうしてでしょう?
そんなとき、お寺の精進料理で、大豆を使ったお肉っぽい料理があった事を思い出しました。さっそく家でも食べられる物をアレンジした料理を試してみることにしました。
肉団子をネギトロ用マグロで作ってみたところ、OK!
鶏の唐揚げをカジキマグロで代用してみたところ、OK!
そこから、ひき肉料理と唐揚げ、カツ丼と息子は食べられるものが広がっていきました。
でも、ほとんどの野菜はおいしそうに食べるのに、お肉が嫌なのはどうしてでしょう?
そんなとき、お寺の精進料理で、大豆を使ったお肉っぽい料理があった事を思い出しました。さっそく家でも食べられる物をアレンジした料理を試してみることにしました。
肉団子をネギトロ用マグロで作ってみたところ、OK!
鶏の唐揚げをカジキマグロで代用してみたところ、OK!
そこから、ひき肉料理と唐揚げ、カツ丼と息子は食べられるものが広がっていきました。
牛乳はココアなどと混ぜたものを
牛乳も、作りたてフルーチェはダメでしたが、冷蔵庫で寝かせたものはよく食べました。温めた牛乳で作るココアもクリア!冷たいものなら、「○○オレ」など既に混ざっているものなら大丈夫でした。
じゃがいもは、煮たのはダメだけれどフライドポテトやポテトサラダは好き。新じゃがで食感がモソモソしない時期に、肉じゃがなど味のしみたものにすると煮物でも食べられました。
「嫌いなもの」と食材で決めつけず、「食べられる形があるか」を模索していきました。
じゃがいもは、煮たのはダメだけれどフライドポテトやポテトサラダは好き。新じゃがで食感がモソモソしない時期に、肉じゃがなど味のしみたものにすると煮物でも食べられました。
「嫌いなもの」と食材で決めつけず、「食べられる形があるか」を模索していきました。
魚嫌いな娘の偏食対策
息子が6歳の時に生まれた娘。兄同様に牛乳嫌いでしたが、こちらは魚嫌い。
母乳で育ち、ドロドロの離乳食は一切受け付けなかった娘。初めて食べたのが、生後8ヶ月で他所様にいただいたおにぎりでしたので、手強いだろうとは覚悟していました。
どうも柔らかいものとニオイに敏感な様子。
娘が幼稚園の年中になるまでは、上の子の診断もなく感覚過敏についても知りませんでしたが、息子の「見た目」や「食感」の苦手感に加え、娘の場合は「ニオイ」の過敏さがあるなと感じていました。
野菜は生が一番好きで、炒めるのは良くても茹でたり煮たりした状態が苦手。お肉の場合は何でも食べられて、特に鶏肉が好き。魚は売り場も歩けず、調理後も近くには置けないほど。そして、お茶や味噌汁は「砂が入ってる」と言って飲めない…
娘が食べられる肉類も、兄は食べられない…そんな試練が始まりました。
母乳で育ち、ドロドロの離乳食は一切受け付けなかった娘。初めて食べたのが、生後8ヶ月で他所様にいただいたおにぎりでしたので、手強いだろうとは覚悟していました。
どうも柔らかいものとニオイに敏感な様子。
娘が幼稚園の年中になるまでは、上の子の診断もなく感覚過敏についても知りませんでしたが、息子の「見た目」や「食感」の苦手感に加え、娘の場合は「ニオイ」の過敏さがあるなと感じていました。
野菜は生が一番好きで、炒めるのは良くても茹でたり煮たりした状態が苦手。お肉の場合は何でも食べられて、特に鶏肉が好き。魚は売り場も歩けず、調理後も近くには置けないほど。そして、お茶や味噌汁は「砂が入ってる」と言って飲めない…
娘が食べられる肉類も、兄は食べられない…そんな試練が始まりました。