障害説明ではスッキリしない。結局、発達障害ってなんだろう。

2016/02/12 更新
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突然わが子が発達障害と診断されても、発達障害がいったい何なのか?すぐに理解することは難しいと思います。試行錯誤して辿り着いた私が考える「発達障害」をお話しします。

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kaoru
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説明を聞いてもスッキリしない…

7年前、息子はADHDを伴うアスペルガー症候群と診断されました。

「発達障害」って何だろう?その時私の中にわいた疑問。
医師の説明を聞いても、渡されたリーフレットを見ても、はたまた何十冊も発達障害に関する本を読んでも、漠然としたままでした。
発達障害は個人によって千差万別。同じ障害特性でも、困り感はバラバラ。
人の数だけタイプがあると言っても過言ではないと思います。

例えば、自閉症スペクトラムは「言語、社会性、コミニケーションの障害」という定義があります。ですが、これを聞いて「なるほど!」と理解できるほど単純な障害ではないのです。

息子がなぜ集団に適応できないのか?トラブルやパニックを起こすのか?私には全く理解できませんでした。あの頃は本当に困りきっていて、なすすべもなくただただ向き合うしかない…そんな状況を何とかするためには発達障害の内容ではなく、「発達障害の存在」を私なりに解釈する必要があったのです。

そうか、発達障害は!

「発達障害」が何なのか、それを教えてくれたのは息子本人でした。

息子を見ていると、どこかへ行こうとする際に目的地までの道のりが「通行止め」になっているように感じるのです。
私たちが難なくたどり着ける場所も、発達障害児には「通行止め」になっている。息子の行きたい道をせき止めてるもの。それこそが障害なのだと理解しました。

通行止めになった時の対応は、障害特性や個人によって様々。
それこそ、パニックになったり、やみくもに動き回ったり、やる気がフェードアウトしてしまったり。
そんな時はどうすればいいのかというと、答えは簡単。

実際の通行止めと同じで、「まわり道」を探せば良いのです。まわり道とは、周囲の理解であり、療育やその子にあった環境整備。
そして我が子に必要な、まわり道を見つけることが、発達障害の困りごとを軽減していくのだと感じています。

発達障害児の通行止めは無くなりません。
でも回り道をきちんと見つければ、違うプロセスで目的地に向かえる。そして子どもの特性にあった回り道は、必ずあります。

急がば回れですね。

「通行止めなんだ」そう理解してから

私は発達障害を「通行止め」と解釈することで、表面上の問題だけに振り回されなくなりました。

問題行動も「通行止めで困っているんだな、何がせき止めてるんだろう?」と気づき、回り道を探すことで息子の自己肯定感も良い方向へ変化がありました。

通行止めの道を無理やり通ろうとしているのは、息子ではなく私。「無理に通らせること」を支援していて、まわり道を探してなかったのです。

振り返えると「絶対に今すぐ出来ないといけない事」なんて、そんなに多くはないと感じます。
まわり道が見つからなければ「やらなくて済む」方法を探せば良い。無理に通る必要も、ないのです。

「やらない」という道だってひとつのまわり道ですから。
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