苦手なことを諦めない娘に涙した話。全然「ま、いっか」じゃなかった…
ライター:荒木まち子
身体の色々な部位を協調させて運動するのが苦手な子どもにとって、学校の体育の時間はいつも憂鬱なもの。今回はそんな我が子の逆上がり奮闘記です。
小学校の体育の授業って結構大変!?
腕の力がない!
鉄棒の授業は1年生からありますが、我が子の学校では「逆上がり」の練習が始まるのは2年生からです。
1年生の「前回り」や「豚の丸焼き」はクリアしたものの、腕の力が弱い我が子にとって「逆上がり」は難しく“補助板”や“くるりんベルト”が必須でした。
放課後の校庭や近所の公園で必死に練習しましたが、補助具無しでは
・足を真上に蹴り上げること、
・腕の力で体を鉄棒に引き上げること
がどうしてもできないのでした。
1年生の「前回り」や「豚の丸焼き」はクリアしたものの、腕の力が弱い我が子にとって「逆上がり」は難しく“補助板”や“くるりんベルト”が必須でした。
放課後の校庭や近所の公園で必死に練習しましたが、補助具無しでは
・足を真上に蹴り上げること、
・腕の力で体を鉄棒に引き上げること
がどうしてもできないのでした。
くつ紐も結べないほど運動が苦手。そんな息子が変わったキッカケは?
「ま、出来なくてもいいか」で収めた私。でも娘は…
そこで登場するのは、我が家で定番の
「逆上がりは出来なくても生きていけるしね。」
「逆上がりの単元が終われば次は比較的得意なマットの単元だし」
「ま、いいか」
でした。
「逆上がりは出来なくても生きていけるしね。」
「逆上がりの単元が終われば次は比較的得意なマットの単元だし」
「ま、いいか」
でした。
しかし4年生になったころ、娘は室内用のジャングルジムを見て
「逆上がりができるようになりたいから、このジャンルジムを使って練習する」と言い出しました。
2年生の時どれだけ練習しても出来なかったので、もうあきらめていたと思っていた私はビックリ。
「実はずっと逆上がりできるようになりたいと思ってた。
でも練習しているのを友達に見られるのだ嫌だったんだ。
これなら家の中で練習できるから恥ずかしくない。」
その時、娘は心の底では「ま、いいか」とは思っていなかったことに私は初めて気が付いたのでした。
「逆上がりができるようになりたいから、このジャンルジムを使って練習する」と言い出しました。
2年生の時どれだけ練習しても出来なかったので、もうあきらめていたと思っていた私はビックリ。
「実はずっと逆上がりできるようになりたいと思ってた。
でも練習しているのを友達に見られるのだ嫌だったんだ。
これなら家の中で練習できるから恥ずかしくない。」
その時、娘は心の底では「ま、いいか」とは思っていなかったことに私は初めて気が付いたのでした。
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