障害児の父親が抱えているストレス。家族を支えるために利用したい「父親の会」とは?

ライター:あいちゃんパパ
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ママにはママ友がいますが、パパにはそうした存在は不要なのでしょうか?障害児を育てていく上で、父親が抱えるストレスとは?私が利用している「父親の会」の取り組みをご紹介しながら、考えてみたいと思います。

お父さんだって子育てに参加したい!

障害のある子どもの子育てに、父親はどう協力できるのでしょうか。

例えば、子どもの障害やその支援について情報収集をするとき、どのような療育や対処が必要なのか?書籍やインターネットで調べることはできると思います。ただそうした情報だけでは、自分が住んでいる地域の情報などの身近な情報は、私は思うように得られませんでした。

一方で妻には、子どもの療育施設に通うママ友を通じて、地域の情報が少しずつ入ってくるようになりました。でも、父である私は、昼間は仕事をしているため、子どもと関わる時間にも限りがあります。

様々な情報が妻を通じて入ってくるようになった一方で、何もかも妻にまかせっきりの自分に、いつも不甲斐なさを感じていました。

娘の療育先で聞いた「父親の会」の存在

毎朝、子どもがまだ寝ている間に仕事に行き、夜、子どもたちが寝静まった頃に帰宅。そうした日々の中で、家族のためになることを考えようと思うのですが、何からすればいいのか情報が全くありません。

そんなある日、娘が療育施設に通いだして半年ほど経った頃でした。父親だけの集まりがあることを、スタッフから聞きました。

「何か情報が得られるかもしれない!」

そう思った私はさっそく参加してみることにしました。

そこは、「子どもと妻を支えたい」気持ちを持った父親の集まる場所だった

私が入ったのは、その療育施設を利用している、もしくは利用していた子どもの父親による集まりです。

もともとこの会は、療育施設を利用していた1人のお父さんの、「自分は普段、仕事で家に関われないから、たまには子どもと関わる時間を持ちたい。」「嫁さんの負担を軽くしたい」という思いから、今から10年ほど前に設立しました。

ただし、「父親の会」と言っても組織的なものではなく、メールリストに登録するだけで、入会金などはありません。

主な活動内容は、子どもとのデイキャンプや1泊の野外キャンプなどです。加えて年2回の会合があり、イベントの詳細を決定します。「年2回の会合」って、それ飲み会でしょう?と思われる方もいるかもしれませんね(笑)

確かに飲み会です。
でもこの飲み会には、意外と重要な意味があるのだと、後から気付きました。
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