わかりあえる人同士だからこそ、言える本音

私たち父親が職場の上司や同僚に、子どもの障害について話すことは、とても勇気がいると思います。
少なくとも、私は大変勇気が要りました。

障害児の父親というのは(母親もそうかもしれませんが)、「仕事」と「子どもの障害」という2つのストレスを抱えています。

仕事については、同僚と話す機会もあるかもしれません。しかし、子どもの障害のことは、誰かに話したくても話す機会が無いのが現実です。

こんな時、父親の会では、普段からなかなか言えない本音も、わかる人同士だからこそ、話しやすいのです。また、全てを話さなくても、周りはみんな察しがつくので、言葉にしにくい気持ちもわかってもらえ、心がラクになります。

このことは父親の会に参加している全員が、実感していることです。

貴重な情報が得られることも

私たちの会ではその他に、地域情報や障害の知識などについて、メールリストで意見交換することがあります。これは、地域情報をずっと探していた私にとっては、大変ありがたく有益な情報交換の場でした。

もしかしたら、他の地域ではもっと活動的な父親の会も、あるかもしれません。私たちの会でも、「勉強会を企画したらどうか?」という意見が出たこともありました。

しかし、企画から準備まで自分たちでやるため、仕事との掛け持ちが大変なので「できる範囲でやっていこう」ということに留まっています。

活動範囲については、会によってそれぞれ特色があると思うので、事前にいろいろ調べてみることをお勧めします。

何でも話せる場が必要なのは、母親だけじゃない

父親の会というのは、情報交換以外にも、お父さんたちの普段言えない本音をさらけだす場としては、最適です。

そして、心をリフレッシュすることで、仕事も頑張れるのではないかと思います。

子どものために、何かしたいと思っているお父さん、父親の会、おススメです。
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