「早くしなさい!」とはおさらば!子どもがつい行動しちゃう裏ワザ

ライター:GreenDays
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「早く○○しなさいよ~!」と声掛けをした時に、子どもが「今やろうと思ってたのに!」と怒ってしまうことはありませんか?言わずに済めばいいのですが、日々の暮らしの中で子どもを信頼してまったく声掛けをしないというのは、なかなか難しいものです。どうすれば親子のイライラを回避できるのでしょうか?

「早くしなさい!」何回言ったであろう、この言葉…

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「早く○○しなさい!」
「今やろうと思ってたところだから!」

何度も繰り返されるこのやりとり。皆さんのお家でもよくありますか?

(もう、いちいちお母さんはウルサイなっ)(せっか今くやろうと思っていたのに!やる気がなくなった…)
昔は私も子どもの立場でしたから、親からこんな風に注意された時の子どもの気持ちはよくわかります。

わかりきったことを親から注意されると、子どもたちはついイライラしてドアを思い切りバタンと閉めたり、部屋に戻ってクッションを床に投げつけたりします。こうなってしまうのはなぜでしょうか?

ましてや、うちの子供は2人とも自己肯定感が低く、「お母さんに全てを否定された」「自分はなんてダメなんだ」とマイナス思考に陥りがちなので、なんとかこの悪循環を断ち切りたいと思っていました。

「今やろうと思っていたのに…」の後に唱えることでトラブルを防ぐ!その合言葉とは

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そこで我が家では、主人が家庭に持ち込んだ言葉遊びを子どもたちのルールに活用することにしました。

それは、会話中に同じタイミングで同じ言葉を言った時、「ハッピーアイスクリーム!」と言って相手に早くタッチした方が勝ち、というゲームです。

私はこのゲームを知らなかったのですが、主人がわが家にこのルールを持ち込んだおかげで、子どもたちが小さい頃からこの「ハッピーアイスクリーム」は、同じことを同時に考えていた!やったね!という喜びを表現する手段として当たり前のように使われていました。

活用の仕方は、こんな感じです。

私 「早くお風呂に入りなさいよ~!」

娘 「わかってるよ!今お風呂に行こうと思ってたところです!」

私 「えっ!?じゃあ、ママもあなたも同時に同じこと考えてたんだ!ハッピーアイスクリーム!イェーイ!

そう言って、ハイタッチをしてしまうのです。

こちらが高めのテンションでハイタッチを求めるので、子どもたちは「あれ?こっちはイラッとしながら答えたんだけど…」と戸惑いながらも、「行ってらっしゃ〜い!」と笑顔で送り出され、雰囲気が悪くなる間もなくお風呂に入るというミッションに取り組むことになります。

半ば強引に負の感情に浸る時間を断ち切ってしまうことで、悪循環の環に入らず、サッパリ事を進めてしまおうという作戦です。

切り替える言葉を持つことで、親も子も楽になる

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イライラしたときというのは、怒れば怒るほど怒りの感情も増幅していきます。

親も子も、どちらも「早くやった方がいい」と共通の認識を持っているのだから、無駄な戦いをして気分を害するよりは、フラットな状態で次の行動に移ることができれば万々歳だと思うのです。

わが家の場合は、もともと「ハッピーアイスクリーム!」の文化が根付いていたので、簡単に応用できました。

しかし、今までそんな言葉を発したことのないご家庭で突然「ハッピーアイスクリーム!」と親がテンション高く言い始めたら、子どもは変なものを見るような目で親を眺めるかもしれません。

悪循環を断ち切る言葉は、何でもいいのだと思います。
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やらなければいけないことは、子どもも十分わかっています。

そんなときは、「だったら早くしなさいよ!」とお説教をするのではなく、「あら、同じタイミングで同じこと考えてたのね!」「やろうやろう!」と朗らかに声を掛けてみるだけでも、険悪なムードに陥らずに済むかもしれません。

少し時間と心に余裕があるとき、お子さまの「今やろうと思っていたのに!」が飛びだしたら、ぜひ1度この方法を試してみてくださいね。
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